レスリング部

レスリング部・東日本学生レスリングリーグ戦

2016年05月26日

5月11~13日 駒沢体育館

昨年から順位を3つ上げ、大健闘の10位

▲勝利し、ガッツポーズを観客席に見せる尾形

 大学レスリングにおいて唯一の団体戦である東日本学生リーグ戦。昨年は予選グループで1勝もできず、13位に沈んだが、今大会は神奈川大に勝利し、順位決定戦でも2勝1敗の成績を挙げ、10位でリーグ戦を終えた。昨年から順位をジャンプアップさせた立役者は尾形楓(商1)、インターハイ団体優勝を経験している1年生だった。

▲尾形は長い手足を生かしたレスリングが持ち味

 1日目、強敵日体大、専大に手も足も出ず敗れるも、3戦目の神奈川大戦では強さを見せた。1番手の石田昂汰(経3)が敗れるも、そこから4連続で勝利を掴み、勝負を決めた。  予選グループを1勝2敗の3位で終えたため、2日目は9~12位決定戦に進んだ。初戦の東洋大、2戦目の大東大に勝利を掴み、最終戦の青学大戦。4番手、小林俊瑛主将(商4)が負け、1-3で後がない中で、尾形が登場。「先輩が励ましてくれたので、思い切りできた」(尾形)と持ち前の長い手足を生かした試合を演じ、勝利を飾った。尾形は日体大戦以外、出場した試合では白星を挙げ、チームに貢献した。

▲今年度から主将を務める小林

 最後の青学大には敗れたものの、10位と結果を残した。大会後、小林主将は「以前より走り込んだり筋力トレーニングをしたりと練習が結果に表れた。もっと上に行きたい」と振り返った。実力を十分に発揮した尾形は今後に向けて「大技を狙うタイプではないので、地道にポイントを取って、個人でも結果を残したい」と意気込んだ。これからの中大の結果に期待だ。

◆試合結果 予選Dグループ

中大0-7日体大○

中大1-6専大○

中大4-3神奈川大●

9~12位 順位決定戦

中大4-3東洋大●

中大6-1大東大●

中大3-4青学大○

◆大会結果

①山梨学院大

②日体大

③早大

中大

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部