ラグビー部

ラグビー部 関東大学リーグ戦対拓大

2015年11月12日

11月7日 秩父宮ラグビー場

後半に攻め込まれるも死守、4勝目を挙げる

 集客試合となったリーグ5戦目は拓大と。多くの観客が見守る中、中大は前半、3トライの快進撃をみせる。後半になり相手に攻め込まれる場面もあったが、それを最小限に抑え38-14でそのまま勝利。「声援が力になった」(山下諒之主将・法4)と振り返った。

   前半7分、相手のミスによってラインアウトとなったボール中大が奪うとラックで攻め、井村兼人(経3)がトライ。ゴールキックを浜岸峻輝(経3)が決め、7点の先制。28分にはタックルでボールを奪った長谷川新波(総3)が、33分にはモールで押し込んで山本将也(文4)がトライを決め、17-0とオフェンスだけではなくディフェンスの強さも見せつけて前半を折り返す。

▲拓大の留学生選手を体を張って止める山下主将

 後半、「自分たちのミスや反則で自陣にいる時間が長かった」(浜岸)と、何度かディフェンスを突破される場面があった。しかし重松隆宏(文1)が激しいタックルで阻止。その後、中大は7分にトライを決めるも拓大の反撃を受ける。12分、一気にディフェンスをかわされトライを許す。中大も負けじと19分に佐野がトライを奪うと拓大も35分にトライ。拓大の追撃に苦しめられた中大だったが、38分に伊藤大地(法2)が相手ボールを奪うと、最後は浜岸がゴールキックを決める。相手の追撃を許さず、そのまま38-14で勝利を収めた。

▲攻撃の起点となった浜岸

 この試合で拓大に勝利し、大学選手権の出場も確定させた。しかし、「大学選手権に行くためだけではない」(山下主将)とまだまだ上を目指す。最終戦である山梨学大戦にも勝って選手権に備えることができるか、注目が集まる。

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部