ラグビー部

ラグビー部 関東大学リーグ戦対東海大

2015年10月09日

10月3日 秋葉台公園

後半に差をつけられ敗北! 3連勝ならず

▲試合後、悔しがる選手たち

 2連勝で迎えた3戦目。相手は各上の相手、東海大との一戦となった。パワーもスピードもあった相手に、前半から厳しい展開が続く。後半も流れを相手に渡したまま5トライを取られ、最後は14-52で惨敗した。

▲トライを決めた山本将也(文4)

 東海大のキックオフで試合が始まった。開始直後、赤池海(法3)や金子惠一(商1)が相手のディフェンスを突破する場面も見られたが、得点にはつながらない。前半11分に東海大がモールで押し込んでトライを決める。キックも成功し、7点の先制を許す。しかし中大も前半22分に山本がラインアウトからモールで押してトライ。「留学生のいないところでモールを作った」(山本)。ゴールキックを浜岸峻輝(経3)が決め、同点に追い付く。このまま流れを奪いたい中大だが、「ペナルティーで流れを失った」(山下諒之主将・法4)と、チャンスをものにできない。37分、40分に連続して相手にトライを許し、7-21で前半を終える。

▲ディフェンスをかわす住吉藍好(経3)

 相手がリードを許したまま迎えた後半戦。序盤、互いに攻め続けるも得点は動かない。ここで仕掛けたのは中大だった。後半からコートに入った住吉がハーフラインから一気に抜け出し、トライまであと一歩のところまで攻める。しかし相手ディフェンスに止められてしまい、トライは奪えない。ここで笠原開盛(経2)がシンビンを取られてしまい厳しい展開に。チャンスの東海大は20分、30分に連続してトライを決める。中大もモールで押してトライを試みるも奪うことはできない。終盤にも相手に立て続けて3つのトライを許し、逆転は厳しい状況に追い込まれた。試合終了間際に住吉がディフェンスを突破し、伊藤大地(法2)にパスを渡してトライを決めるもノーサイド。14-52と相手に力の差を見せつけられた試合となった。

 前後半を通して何度も攻め続けた中大。しかし、東海大の力強いディフェンスを前に、なかなか得点を奪うことができなかった。しかし「手ごたえは感じている」と松田監督。今回の敗戦を切り替えて、次の流経大戦に臨む。

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部