ハンドボール部

ハンドボール部・秋季関東学生ハンドボール戦対早大

2017年09月09日

9月3日 日大八幡山総合体育館アリーナ

2勝目ならず 2戦続けての引き分けに終わる

 

 待ちわびた2勝目は早大の猛攻に阻まれた。後半終盤までもつれた大接戦は、試合終了間近の早大の同点ゴールで引き分けに終わった。  

 まさに一進一退の攻防だった。序盤は中野尚(法4)、北詰明未(商3)のシュートが順調に決まり、流れに乗った中大は15-14の1点リードで前半を終えた。

 

先制点を奪った中野、前半の流れを作った

 

 後半開始早々、早大に同点に追いつかれ、拮抗した試合展開となる。中大は中盤4連続ポイントを奪うなど、シュートチャンスを逃さない。「そこで(相手と)3点差ついた時が勝負どころだった」と玉榮悠主将(文4)はその場面を振り返る。しかし、「フィジカル面が強い」(北詰)という早大を引き離すことは難しい。後半28分頃、ついに早大が同点に追いつく。その後、北詰がゴールを決めて勝ち越したかのように見えたが、最後に再び同点ゴールを奪われ、中大は2戦連続の引き分けに終わった。「要所で点は取ることができたが、ディフェンスでしっかり守り切ることができなかった」と選手たちは口をそろえる。

 

土壇場でゴールを決めた北詰

 

 また、今回は相手のキーマンとなる選手を抑えられなかったことも大きい。「もう少し相手の利き手を守るなど、点を取らせない対応をしていかなければならない」と中野は今後を見据えている。「(引き分けに終わった)この2試合で見つかった課題を克服して次の試合に全力で臨みたい」と北詰も意気込む。春から取り組んでいるディフェンスの成果も見られるようになってきたが、課題も依然として多い。さらなるパワーアップへ、その挑戦は続いている。

 

試合結果

中大30(15―14、15―16)30早大

 

コメント

実方監督 「最後の最後で同点に追いつかれたのはディフェンスが守れなかったからですね。オフェンスでは点は取れているので、来週以降勢いに乗っていきたいと思います」

玉榮主将 「今回は悪い流れの時に声が出ていたのは良かった。だが、まだまだ詰めが甘い。練習を見直して頑張りたいです」

山﨑智之(総3) 「勝ちたい試合だった。後半相手に流れが渡ってしまったと思う。流れを自分たちに引き寄せないと勝てない。結構ミスがあったので、それが今後の課題です」

 

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部