ハンドボール部

ハンドボール部・秋季関東大学ハンドボールリーグ戦対順大

2016年09月26日

9月24日 日大八幡山体育館

耐えて咲いた 最終戦快勝で昇格即4位

 秋季リーグ最終戦。中大は入替戦回避を狙う順大と対戦した。前半シュートがなかなか決まらない場面もあったが、守備からリズムを作り、後半に圧倒。終始リードを保ち、4連勝でリーグ戦を締めくくった。中大の最終成績は5勝3敗1引き分け。勝率で並んだ早大を得失点差で上回り、4位入賞を果たした。

▲優秀新人賞に選出された北詰

 試合前半を、「相手のペースにされてしまった」と北詰明未(商2)は分析した。シュートまでは持ち込めていたものの、なかなかゴールネットが揺らせない。一進一退の攻防が続いた。しかし、それでも3点をリードして前半を終えたのは、ディフェンスリーダーの古家敦志(経4)を中心とした固い守備が機能したから。ハーフタイム、「0―0の気持ちで」という実方監督の指示のもと、後半に挑んだ。

▲笑顔を見せる杉岡主将(左)

 「勝負どころ」は後半開始からの10分間。「しっかり決めきることができた」と杉岡尚樹主将(商4)が語るように、攻撃陣が勢いを取り戻す。一気に点差を広げ、「気が楽になった」と古家。そこからは最後まで中大ペースの試合運びで快勝。1カ月半後にせまるインカレにつながる、いい形での勝利となった。

高橋侑冬(文4)のポストプレーも光った

 「この間(春季リーグ)まで2部だったけど、選手たちが耐えて、ここで爆発してくれた」(実方監督)。3季ぶりの1部リーグに当初は戸惑ったが、選手たち自身で話し合い、試合をおうごとに成長してきた。その中心にいたのは4年生だ。「杉岡(主将)がプレーで引っ張って、自分は横(学年内)のつながりを見た。バランスのいいチーム」と古家。4年生にとってはインカレが最後の大会となる。有終の美を飾るべく、勢いそのままに突き進む。

◆試合結果

中大32(12―9、20―12)21順大●

◆大会結果

①筑波大 7勝2敗

②明大  6勝2敗1分

③日大  6勝3敗

中大  5勝3敗1分 得失点差16

▼個人賞

優秀選手=杉岡主将

優秀新人賞=北詰

記事・写真:「中大スポーツ」