ハンドボール部

ハンドボール部 関東学生ハンドボール秋季リーグ戦2部対大東大

2015年09月23日

9月20日 中大第一体育館

8連勝! 拙攻連発も大黒柱奮起

 前日に強豪・桐蔭大に圧勝して波に乗っている中大はこの日は2部残留を争っている大東大と対決。格下相手に中大はミスを連発するも何とか試合をものにした。

 今日の中大は珍しく序盤からミスを連発する。ディフェンスから素早い切り替えでゴール前に駆け上がり、マークの少ない状況でシュートを放つも中々決まらない。一方的な試合展開ではあるが、肝心のフィニッシュでつまずいて、格下相手にも点差が開かず嫌なムードが流れ始める。

 それでも中大は大黒柱・杉岡尚樹(商3)を中心に粘りを見せる。北詰明未(商1)らとも積極的にポジションを交換し、相手ディフェンス陣を錯乱。サイドに張っているかと思ったら、中盤に顔を出しボール回しに参加する。そしてタイミングを見て攻め上がり、要所要所でしっかりと決め、エースの役割を果たしてみせた。

▲シュートを打つ杉岡

 試合を通して競っていたが、そこは試合巧者の中大。「今日はこっちのミスが多くて、終始自分たちのペースに出来なかった」(杉岡)と話すも、チャンスを作り続けることで、相手にも流れを渡さない。このまま試合は幕を降ろして、中大が33ー24で大東大を抑えた。

 試合後の実方監督も「今日はリーグ戦の中で一番ピンとしなかった。全部で18本くらいシュート外していましたね。こんなに外して今まで勝ったチームあるのかな。全然ダメダメでしたね。」と辛口コメント。拙攻を嘆いた。

 連勝街道を突き進んでいただけに、勝利だけでなく内容にもこだわってきた中大。最終戦の順大との直接対決を残す前に課題の残る一戦となったが、「明後日もウチのハンドボールをすれば勝てる相手」と監督は前を見据えた。最終戦で首位の意地を見せられるだろうか。

◆試合結果

◯中大33(15-10、18-14)24大東大●

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部