ハンドボール部

ハンドボール部 関東学生ハンドボール秋季リーグ戦2部対桐蔭大

2015年09月23日

9月19日 中大第一体育館

両エースの活躍で7連勝! 強豪相手を圧倒

 開幕から負けなしの中大は、強豪・桐蔭大と対戦。杉岡尚樹(商3)と北詰明未(商1)の新旧両エースが大車輪の活躍を見せ、 43―29で圧勝した。

 決して簡単な相手ではなかった。桐蔭大は毎シーズンのように上位に入り、一部校との入替戦に進むほどの強豪。今シーズンも、ここまで3位と波に乗っており、桐蔭大にとってはこの試合が入替戦出場へ向けての正念場となった。

 試合は序盤から中大ペースで運んでいく。硬いディフェンスからボールを奪うと、若き司令塔・中野尚(法2)を中心にゲームを組み立てる。そして相手ディフェンスの穴を見つけると、素早いパス交換から、長身の北詰が中央から抜け出してシュートを決める。「相手のミスもあったりで、ディフェンスからの速攻がしっかり出来てた」(北詰)。

 若手の活躍にチームの大黒柱・杉岡も黙って見ていられない。相手がボールを失うと、素早くゴール前に攻め上がる。気づけばキーパーと1対1の格好。これをしっかりと決めて流れを作る。「前半は押せ押せムードで、内容も良かった」と自身のパフォーマンスを振り返った。

 このまま中大のワンサイドゲームかと思われたが、前半の終盤から少しずつ桐蔭大が攻勢を仕掛けてくる。しかしここで相手に流れを渡さないのが今の中大ディフェンス陣。今シーズン中々調子の上がらなかったキーパーの元田雄己(経4)が今日は目が覚めるようなセーブを連発。ゲームの流れは再び中大に戻ってくる。

 後半も中大は余裕の試合運び。終わって見れば43―29の圧勝だった。今シーズン最多得点の攻撃陣に実方監督もご満悦。「相手も後半は半分諦め状態でしたね。でもデカいね杉岡が居るってのは」と序盤戦は怪我で出遅れたエースを絶賛。何処からでも点が取れる今の中大ハンド、11月のインカレに向けてさらに勢いづいた一戦となった。

◆試合結果

◯中大43(20-15、23-14)29桐蔭大●

記事:「中大スポーツ」新聞部