ハンドボール部

ハンドボール部 関東学生ハンドボール春季リーグ戦対日大

2015年05月21日

5月16日 三郷市総合体育館

天敵日大相手に黒星 入替戦へ

「また入替戦ですよ~。やだよ~」。1部降格を喫した3年前の秋季リーグから数えて4回目だ。入替戦が決まった日大とのリーグ最終戦後、実方監督の口から本音がこぼれた。勝てば勝数で入替戦回避の可能性もあったが、23-27とロースコアの戦いに敗れた。

▲試合後のあいさつを終え、応援席に向かう選手たち

試合は後半6分半、中野尚(法2)が手薄になったディフェンスを破り同点弾。ビハインドで折り返した試合だったが、3点を詰め15-15とした。しかし、後が続かず直後に3失点。下岡大騎(経3)、杉岡尚樹(商3)らメインの選手に加え、日体大戦からレギュラー落ちしていた木村辰吉(文3)も投入したが、流れは変わらなかった。つかみかけたチャンスは、するりと逃げていった。

2011年春以来、一度も勝っていない天敵だった。前後に3人ずつ選手を配する3-3ディフェンスが特徴的な日大。ハンドボール部OBは「20年前から3-3をやっているチーム。相手に合わせて戦おうとしたら、攻め疲れしてしまう」と分析する。「対策を練っていました」と荒木健志主将(法4)。3-3に一番有効とされる、ポストを二人にして攻めるダブルポストの形をとったが、攻めのタイミングをつかめなかった。

2勝7敗、10チーム中9位でリーグ戦を終えた中大。通算95得点で杉岡が得点王に輝くなど明るい話題もあったが、入替戦は回避できなかった。「1点でも多くとって絶対に勝ちたいです」(佐藤龍亮・法2)。対戦相手は2部2位のチーム。昨春の入替戦で23-20と辛勝した駿河台大だ。圧勝で2部との差を見せつけられるか。

▲最終戦の試合会場は埼玉県三郷市。試合前、埼玉県の高校出身の選手が紹介され、浦和学院高出身の下岡は恥ずかしそうにポーズを決めた

◆試合結果

中大23(10-13、13-14)27日大

駿河台大との入替戦は5月24日、15時00分より日体大健志台キャンパスで行われます。ぜひ足をお運びください!

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部