バスケットボール部

バスケットボール部・第57回関東大学バスケットボール新人戦対立大

2017年06月17日

6月8日 国立代々木第二体育館

立大に敗戦でベスト16、不完全燃焼で大会を終える

 

 厳しい戦いだった。互いにタイトなディフェンスで、ロースコアで試合が進む。「リバウンドの強さが売り」(荻野コーチ)のチームにもかかわらず、その力を発揮することができなかった。立大に負け、ベスト16と順位決定戦にも進めないまま大会を終えた

 

▲スリーポイントシュートが武器の#33三上侑希だが、この日は決めたシュートは1本のみだった

 

スターター

#11林祐太郎(文2)、#12樋口雄気(商1)、#22足立翔(商2)、#71沼倉壮輝(経2)、#86青木亮(文1)

 

 第1ピリオド、最初に流れに乗ったのは中大だった。開始早々、#11林がスリーポイントを決める。相手の外角からのシュートも、#71沼倉、#22足立、#2大﨑翔太(総2)を中心にディフェンスリバウンドを奪い、セカンドチャンスを与えさせない。前半を終えて27-20とロースコアながら、中大が7点のリードを保っていた。

 

▲#71沼倉はリバウンドでチームに貢献した

 

 しかし後半、これまで入っていなかった相手のスリーポイントシュートが当たり始める。加えて「リバウンドを勝負どころで拾われてしまった」(荻野コーチ)と球際で勝てない。ディフェンスリバウンドからの速攻も許し、流れは一気に立大に。その後セットオフェンスを試みるも決めきれず、相手にアーリーオフェンスでミドルレンジからシュートを許し、逆転されてしまう。第4ピリオドになっても、リズムに乗った相手を抑えきることができない。一時は3点差まで詰め寄ったものの、54-60で敗れた。

 

▲積極的なプレーでチームを鼓舞した#2大﨑

 

 ベスト8を目指していた中大は、この試合以降の試合に意識が向いていた。「大丈夫だ、何とかなるって。どこかに緩みがあった」(荻野コーチ)。技術面ではなく精神面に問題があったようだ。

 

 リーグ戦では1、2年生のレベルアップが鍵を握る。秋には成長した彼らの姿が見られるだろう。

 

◆試合結果

●中大54(14-4、13-16、18-31、9-9)60立大◯

 

記事・写真:「中大スポーツ新聞部」