軟式野球部

軟式野球部・東都学生軟式野球秋季リーグ戦 対明学大②

2016年10月31日

10月27日 戸田北部公園野球場

中軸打線が鍵に

▲先発の今枝

 2日前に対戦し、惜敗した明学大へのリベンジ戦。「練習からピリッとしていて、いい緊張感で挑めた」(田中右真主将・経3)。前の試合で優勝が消えたが、東日本へ向け2位を死守したい中大。「4番、5番でチャンスが回るとてもいいパターンをつくれた」(田中主将)。5-0で快勝し、明学大へリベンジを果たした。

 前の明学大戦では、6回以外全て先頭打者を出し、試合のリズムを作れなかったが「今日は序盤から自分たちのペースで野球ができた」(山木敦司・法3)。初回、先頭から四死球で連続出塁すると、5番・小林大祐(経2)の中前安打で先制。「フリーバッティングの時に投げてくれるサブの人とか、その人たちの努力を無駄にしないようにと思っている。結果的に打ててよかった」(小林)。2回も先頭打者が四球で出塁し秋山広樹(商3)の左前安打で、3回は先頭打者の4番・山木敦司(法3)の左本塁打でそれぞれ1点ずつ追加した。6回も先頭が四球、秋山の犠飛でダメ押しの5点目をあげた。先頭打者から出塁し、中軸がそれに応える活躍をした。  

▲ハイタッチをする山木

 先発は今枝宥人(商3)が8回無失点と好投。「力強い今枝の球は、相手には打たれないだろうと思っての起用」(田中主将)。「バッティングに流れを持って行ける投球」(今枝)を心がけた。言葉通り、明学大に三塁ベースすら踏ませなかった。いつもリリーフとして中大を支えている今枝が、先発でも安定した投球を見せた。「リズムを作ってくれて、攻撃に繋げやすかった」(山木)。

 9回からは栗原崇人(文3)が登板。先頭打者を三球三振で抑え、きっちりと試合を締めた。

 「初回で小林が決めてくれたのが大きい。今日負けていたら、東日本に行けなかったかも」と岩崎監督もほっとした表情。リーグ戦も終盤にさしかかり、来週から連戦が続く。3年生にとっては最後のリーグ戦。「早く東日本の出場を決めて、後輩にバトンを繋ぎたい」(田中主将)。思いは皆一つだ。「3年生と一緒に、このメンバーで1日でも長く野球がしたい」(小林)。

◆試合結果

明学大=000000000=0

中 大=21100100×=

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部