軟式野球部

軟式野球部・全日本学生軟式野球選手権大会2回戦

2016年09月05日

8月30日 ダイワハウススタジアム八王子

苦手な環境での逆転勝ち

▲同点の走者が本塁へ生還し、迎え入れるベンチ

 「入学してからずっと目標にしていた舞台」(秋山広樹・商3)。中大は4年振りに全日本へ出場した。相手は岡山商科大。試合中盤まで雨が降り続ける悪天候の中、中大は7回に小林大祐(経2)の三塁打などで4得点をあげ、逆転勝ちをした。

▲雨の中投げ続ける栗原

 シードの中大はこの2回戦から登場。しかし台風で試合が2日も延期になっていた。それに加え、雨でグラウンドの状態が悪い中での初戦を迎えた。

 先発は栗原崇人(文3)。「初の全日本で、とても緊張した。雨なので、ストライクを入れることを中心に」(栗原)とマウンドにあがるも、先頭打者に安打を許し、続く打者は足場が悪く三塁手の送球が乱れ失策。その後も悪い流れが断ち切れず、先制点を許してしまった。

 「初回はふんばりきれなかった。でも、その後はストレートが走っていたから、自分の投球が続けられた」(栗原)。3回、4回に失点するも、だんだんとペースよく投げていった。8回からは、今枝宥人(商3)が登板。8回を投飛、三振、三振で抑えると、ベンチは大いに盛り上がった。

▲同点打を放つ小林

 後攻の中大は、初回から追いかける展開となる。3回に山木敦司(法3)の中安打で先制し、岡山商科大を追いかけた。そして7回。先頭の秋山が四球で出塁し、その後2死満塁で打席に立った小林大祐(経2)が右二塁打を放ち同点へ。 この回4得点で逆転に成功した。中大は4-5xで勝利をきめた。

「練習や試合で雨は少なく、慣れていない」(秋山)、「雨には弱いので、心配していた」(栗原)と雨を苦手としていた中大。しかし、苦手な環境の中で逆転勝利を決められたことは、チームの成長や、選手達の自信へと繋がった。この勢いにのり、優勝まであと2試合だ。

◆試合結果

岡山商科大=102100000=4

中     大=00201040×=5x

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部