軟式野球部

軟式野球部・東都学生軟式野球春季リーグ戦対東洋大川越

2016年04月12日

3月31日 笹目公園野球場

開幕3連勝!

▲リーグ戦初先発の福富

 5回に田中右真主将(経3)の二塁打などで6得点をあげ、8-2で快勝した。先発はリーグ戦初先発となった福富旅史(総2)が務めた。点差をつけての勝利だが、選手達は苦い表情を浮かべた。打撃では飛球が多く、守備では四球や失策が失点に繋がってしまい、課題が残る試合ともなった。

  中大は初回から失策や四球など、相手の隙を攻め込み、2点を先制する。

 リーグ戦初先発の福富は5回1失点と力投した。前戦の3月25日に同じ東洋大川越と対戦した際、福富はリリーフで登板。「テンポ良くストライク先攻でいこう」(福富)と戦術を立てて挑んだ。前戦では「チームの流れがいい状態でのリリーフ」(福富)であったが、今回は先発で「自分で流れをつくらなければいけない」(福富)。5回、押し出し四球で1点を失い「チームの流れを悪くしてしまった」(福富)と振り返った。

 5回裏、先頭の秋山広樹(商3)が右安打で出塁し、山本純輝(経3)が四球、山木敦司(法3)が死球で無死満塁。続く田中主将が右翼手の頭上を越える二塁打を放ち走者一掃した。「ヒットが出ていなかったので、チームのために打ててよかった」(田中)と顔をほころばせた。続く濱谷悠平(経3)が四球で、相手投手は交代。しかし中大の勢いは止まらず、姫嶋和樹(商3)の三塁打などでさらに3点を追加した。

 6回からは栗原崇人(文3)が登板。無失点で抑えればコールド勝ちが決まる7回。2死無塁で二塁打を浴び、続く打者で失策を出し1点を失ってしまった。「コールドで終わらせたかったが、つめの甘さがでた」(田中主将)。

 8回から今枝宥人(商3)が抑え、試合は8-2で勝ったものの、岩崎監督は開口一番「不満です」。「(気候が)暖かくなり高めのボール球に手が出やすくなっている。油断もあったと思うけれど、それでは試合に競ったときに勝てない」(岩崎監督)。現状で満足せず、更なる高みを目指す。

◆試合結果

東洋大川越=000010100=2

   中   大=20006000×=

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部