軟式野球部

軟式野球部 東都学生軟式野球部春季リーグ戦対明学大戦

2014年04月07日

開幕戦を勝利で飾れず
春季リーグ開幕戦は明学大との対戦となった。一昨年インカレを制した中大だが、昨年はあと一歩のところでインカレへの出場権を逃した。春季リーグを突破するのに大事な一戦となった。

先発は福永康(文2)が務めた。1回の表に一死から失策で明学大に出塁されるも、後続をきちんと押さえる。そして3回終了時まで出塁を許さない。しかし4回に内野安打で出塁を許すと、次打者の凡打の間に走者は2塁へ進む。二死とするも、失策により先制点を奪われてしまう。

反撃したい中大は、一死から関祐介(文2)が右中間への安打を放つも、次打者三振の間に飛び出してしまい、牽制され得点には結びつかなかった。7回には一死から四球で出塁をするも、後続を打ち取られた。8、9回を三人で押さえれ、逃げ切られた。

◆試合結果
明学大 000100000=1
中大  000000000=0
次の試合は東都学生軟式野球春季リーグ戦対東洋大戦(4/10 9:30~ 笹目公園野球場)です!

 

先発を務めた福永

◆コメント
監督「相手投手への変化球の対応が甘かった。打席に立つ時、狙い球をしぼって打つイメージを持っていないから打てなかった。だから当たりそこねのゴロが多かった。ゴロでも逆方向に打てればよかったんだけども。アウトになるときも三振やゴロですぐにアウトになってしまって相手にリズムを与えてしまった。またエラーも相手に流れを渡してしまった。」

大庭有貴主将(文3)「敗因は野手の差だった。福永たち投手陣は調子悪くなかった。一点取るか取られるかの試合をきちんと勝たねばならない。春休みはバッティング中心の練習だったため、打撃陣も弱いわけではない。今日の試合を振り返ると、相手はやりたいことをやって勝っている。今度はうちもやりたいことをやって勝ちにいく。」

福永「(今日の投球を振り返って)8回1失点で、数字だけ見ればまずまず。だが、1球1球を振り返ると、自分も含め記録に残らないミスが多かった。(調子は)悪くはなかったと思う。内山さんとのキャッチボールでも、球は伸びていたように感じた。練習試合で2試合登板し、1週間ほど間が空いた。でも、それは言い訳にはできない。今までは新井敬人(総4)さんがいた分、途中から投げていたが、今季からは先発中心になる。先発のほうが準備がしやすい、というのはある。試合時間に合わせれば良いだけなので。特に問題視はしていない。自分が苦しい場面でストライクが一つ取れたときに、捕手とお互いの呼吸が合っていなかった。内山さんはじっくりいきたいタイプだが、自分はテンポよく投げたいタイプ。そこの修正をした。お互いの呼吸もその一つ。様々な投手がいて捕手は大変だろうが、自分はテンポよく投げたいので。他には、真っ直ぐが高めに浮いてしまったこと。明学打線は空振りしてくれたが、そうはいかない時もある。後は、変化球の決め球の精度を上げることだと思う。まず1つ戦つことが大きいと思う。ここからは1つも負けないつもりで、勝っていきたい。」

内山和樹(商3)「福永の調子は良くなかったと思う。ストライクは入れられなかったしコースにボールがいかなかった。ただ相手が早いカウントで手を出してくれたのでアウトをとれた。相手が捉え ていなかった。青柳達郎(法2)も力がある投手なので抑えていたと思う。福永と青柳、二人とも力がある、グイグイ押す投手で他の学校は簡単に打てないと思う。だから課題は打撃。全員調整はいい感じで調子はいいのでこれから。(今日の試合の反省)エラーをした後にタイムをとって間を作る。野手を落ち着かせる。そのことができず流れを渡してしまったと思う。これは試合後のミーティングでバッテリーで話した。バッティングは狙い球を絞っていって、後半になったら相手のリードが変わるだろうと踏んで試合に臨んだ。しかし相手のリードは変わらず結果打つことができなかった。読み負けてしまった去年のチームより個々の力がある。みんな相手にどれだけ嫌がれる選手になれるかにかかっていると思う。」

写真・記事: 「中大スポーツ」新聞部