「中大スポーツ」新聞部

バレーボール部・全日本バレーボール大学男子選手権大会2回戦 対京産大

2017年11月30日

11月29日 墨田区総合体育館

1セット落とすも立て直す力で2回戦突破!

 

スタメン(サーブローテーション順)

1WS 石川祐希(法4)

3MB 平田亮介(経4)

2OP 大竹壱青(商4)

4WS 武智洸史主将(法4)

18MB 水野将司(法2)

5S 山下紘右(商4)

9Li 柳田貴洋(法3)

27Li 土岐大陽(経1)

 

 前日、札幌大に圧倒的強さを見せ快勝した中大。しかし、2回戦は快勝とはいかなかった。「雰囲気が良くなかった」(山下)と序盤から嫌な流れを作ってしまった中大が第1セットを落としてしまう。しかし、そこから控えの選手らの活躍でチームを立て直し、後半は相手を寄せ付けない強さで勝利を収めた。

 

▲スパイクを打つ石川

 

 「出だしは良かった」(武智)。平田の連読ブロックなどから5連続得点に成功し、このセット中大が主導権を握ったように思われた。しかし、セッターとアタッカーのわずかな歯車の狂いから徐々にリズムが崩れだした。石川のスパイクがブロックに阻まれ、同点に追いつかれると流れは完全に相手に渡った。中大が何とか食らいつくも「競り負けた」(大竹)と23-25で第1セットを落としてしまう。

 

▲この試合もブロックポイントを連発した水野

 

 立て直しを図りたい中大は武智に代わり富田将馬(文2)を入れる。2セット目、富田や土岐を中心に下級生がチームを盛り上げる。「後輩が頑張ってくれてるのに4年生が頼りないのは一番嫌なので」(石川)と後輩の頑張りに、4年生がプレーで応える。大竹のブロックの上を打ち抜く高さのあるスパイク、平田のサービスエース、石川の強烈バックアタックなどから得点を量産し25-18でセットを取り返した。  本調子を取り戻した中大は第3セットを25-12で圧倒。そのままの勢いで第4セットも連取。次の3回戦に駒を進めた。

 

▲喜ぶ選手たち

 

 この試合、チームを救ったのは下級生だった。「代わりに入ってくれた選手が活躍してくれてすごく助かった」(武智)。チーム全員で戦っているということを再認識し、「(チームが)一つになれれば」と石川。明日から関東1部のチームとの対戦になってくる。「負けたらもう終わりなんで、一戦一戦覚悟を持ってやっていきたいと思います」(山下)。チーム全員で一戦一戦勝ち進む。

 

◆試合結果

◯中大3-1京産大●

(23-25、25-18、25-12、25-17)

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部