「中大スポーツ」新聞部

フェンシング部・全日本学生フェンシング選手権大会 5日目

2017年11月20日

11月18日 駒沢オリンピック公園 屋内球技場

 サーブルに続きエペも優勝! 中大旋風起こした5日間

 

 インカレ最終日、エペ団体が12年ぶりの連覇を達成。また、サーブルの白井寛夢主将(法4)が最優秀選手賞を受賞するなど、団体二冠を果たした中大の強さを知らしめる大会となった。

 

 決勝の相手は、エペ個人戦それぞれ1位、2位の中村と村山率いる法大。中大は昨年の王者ではあるものの、かつての4年生が二人抜け「メンバーも変わったので、チャレンジャーという気持ちで臨んだ」(山田森太郎・文3)。

 

 1セット目、古俣聖(法2)が5-1で幸先よくスタートすると、じわじわと点差を広げていき、23-14で6セット目の山田対中村(法大)戦につなぐ。 関カレ、そして今回の個人戦と二連続で上位進出を阻まれている相手に、序盤は苦戦。だが、「対策した結果が最後にでた」(山田)と、後半は中村の早いフェンシングにも対応。点差を縮めさせず、逃げ切った。

 

▲6セット目の山田

 

 そして迎えた最終セット。「いい流れで、気づいたら7、8セット目だった。あっという間」(古俣)と、中村との1点を取り合う試合を制し見事優勝。12年ぶりの連覇を果たした。

 

▲優勝が決まり喜ぶ選手たち

 

 フルーレの準優勝、サーブル、エペの優勝と、団体で力を発揮した中大。個人戦優勝者のいるチームにも打ち勝つなど、チームワークの強さがうかがえた。次の舞台は実業団も加わる全日本フェンシング選手権大会。学生日本一のチームがどこまで勝ち進めるか、期待がかかる。

 

▲団体二冠と、準優勝ひとつ。個人ベスト8入りは7名だった

 

◆大会結果

 

▼男子エペ団体決勝戦

○中大45-40法大●

❶中大 ②法大 ③関西大

 

▽最優秀選手=白井

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部