卓球部

卓球部・秋季関東学生卓球リーグ戦対筑波大

2016年09月02日

9月1日 港区スポーツセンター

三本柱が揃い負け 開幕戦を落とす

 春季リーグ戦を4位で終えた中大。秋季リーグ戦の開幕の相手は春5位の筑波大。春は4-1で勝利しており、明大、専大との上位校と対戦する後半戦までは負けられない戦いであった。だが開幕戦の緊張からか、1番手の高杉東志(法2)がフルセットの末、競り負けると2番手の宮本幸典(文3)もミスが目立ち、敗れる。中盤に巻き返しはしたが、最後まで波に乗れず、2-4で開幕戦を落とした。

 1番手を任された高杉は、ゲーム序盤から相手の斎藤に大量リードを許す。sこから粘りのプレーで追い上げ、ゲームカウント2-1と勝利目前まで来ていた。しかし、あとひとつという気持ちのはやまりからか、思うようにいかず第4,5ゲームを奪われ逆転負けを喫した。2番手の宮本は、1ゲーム目に11ポイント連続で失点するなど、インターハイ王者坪井の得意技、チキータがさく裂。宮本は最後まで攻略できなかった。

▲3番手の一ノ瀬

  重苦しい雰囲気の中、3番手として一ノ瀬拓巳(法1)が成長した姿を見せる。序盤は相手のプレーに慣れず苦戦を強いられるが、徐々に対応し相手を圧倒。ストレート勝ちを収めた。この秋に向けて、「初心に戻り、ひとつひとつの基礎練習をしてきた」というように、ミスが全くなく落ち着いていた。1年生だが、チームの頼れる存在となってきた。続く4番手は関東学生ダブルスで優勝した宮本・定松祐輔(文3)組で一気に流れをつかみにいきたいところだったが、フルセットまでもつれる苦しい展開。2-6とリードを許すが、最後は7ポイント連続得点などで、逆転し何とか2勝2敗のタイに戻した。

▲最後は力を見せつけ、勝利しハイタッチを交わす宮本・定松組

 5番手、大坂亮輔主将(文4)と6番手の定松は宮本と並んで監督も厚い信頼を置く中心選手である。だが、今日の中大は最後まで思うようにいかない。二人ともミスが多く、結果として今日は中心の三人全員敗れるというまさかの展開で終わった。「春から思うようなプレーが出来ず苦しい」と大坂主将。秋は筑波大に2-4で敗れるというスタートとなった。敗れはしたが、リーグ戦は始まったばかり明日からも下位校との対戦が続く。今日の敗戦を切り替え、最高の状態でこれからの戦いに弾みを付けたい。

▲5番手の大坂主将

◆試合結果

●中大2-4筑波大○

▼詳細結果

●高杉2-3斎藤○

●宮本0-3坪井○

○一ノ瀬3-0片岡●

○定松・宮本組3-2坪井・三浦組●

●大坂主将2-3梅崎○

●定松1-3三浦○

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部