▲攻める大坂
追い込まれた中大は今季3戦全勝の大坂が登場。好調ぶりを見せ3-1で快勝し6、7番に繋ぐ。「自分で終わりたくなかった。高杉に試合をやらせてあげたかった」
▲試合終盤、強烈なドライブを打つ高杉
6番は高杉東志(法1)。1セット取るも2、3セットを取られて王手をかけられる。「ベンチから思い切っていけと言われて、レシーブがよくなった」と焦らなかった。最終セットではジュースからネットインでマッチポイントにされるが「なんでここで来るんだと思ったけど、冷静だった」と成長を見せる。最後まで諦めず、待望の初勝利をもぎ取った。
▲勝利の瞬間、倒れながら喜ぶ定松
高杉の試合が始まって少しすると、隣のコートで7番の定松祐輔(文2)の試合が始まった。「(隣が)気になりすぎていた」と振り返るが、思い切ったプレーで2セットを取る。3セット目の途中で高杉の勝利が決定。勝ちを意識しすぎてこのセットを落とし、4セット目もジュースへ。ネットインのアンラッキーがあるもなんとか勝ち切った。「インカレでも筑波大戦でもラストで勝てて、切羽つまったときに力を発揮できた」 優勝した専大に唯一土をつけた。前日に「1年生が春秋で1勝もしてないのは前例がない」(鈴木監督)と危惧していたが高杉の1勝で光明が見えた。4年生は抜けてしまうが、この試合のような全員卓球ができれば、来季は「優勝」の2文字が見えてくるはずだ。
◆試合結果
○中大4-3専大●
●大野2-3厚谷○
●高橋0-3田添響○
○徳永3-2田添健●
●大坂・宮本組2-3田添健・郡山組○
○大坂3-1田中●
○高杉3-2徳島●
○定松3-1郡山●
◆大会結果 ①専大②明大③早大⑤中大
試合終了後、表彰式と記念撮影が行われた。4年生の胴上げもされた。順位こそ5位だったが、選手たちの表情は充実していた。
▲男女集合写真
▲男子集合写真
▲胴上げされる徳永主将