スケート部

スケート部・関東大学アイスホッケー選手権大会1回戦対神奈川大

2017年04月10日

4月8日 ダイドードリンコアイスアリーナ

新チーム 初戦を完封勝利で飾る 

 

 再び三冠を目標に動き始めた新チーム。初戦の相手は神奈川大。「結構攻撃も噛み合った」(蓑島圭悟・法3)と第1ピリオドから8点を決め、トータルシュート数が81-11と終始主導権を握った中大。相手に1点も許さない隙の無い守備で、12-0と完封勝利で初戦を飾った。

 

▲7点目を決める小泉智也主将(法4)

〈第1ピリオド〉

 「出だしが良くなかった」(八戸監督)と不安な滑り出しとなったが、開始約4分の高見悠斗(総3)のゴールから、一気に中大の攻撃に火がついた。約2分後に矢野倫太朗(総3)が相手のはじいたパックに合わせゴール。そこからは怒涛の得点ラッシュだった。開始約12分にして5-0と差をつけた中大。その後、「出るからにはゴールしたい」と語った1年生の宮本明朗(総1)も決めるなど、8点の大差をつけて第1ピリオドを終えた。

 

〈第2ピリオド〉

 第2ピリオド開始わずか35秒で、坂本颯(法4)がゴールネットに突き刺さるような力強いシュートを決める。その後も果敢に攻撃を作るも、なかなか決まらない時間が続く。28分に桶屋樹生(経4)がゴールキーパーのはじいたパックに反応し、押し込みゴール。このゴールで10-0と10点差がついたためここからランニングタイムとなる。時計が止まることなく試合が進む中、さらにダメ押しの2点の追加点を挙げ、12-0で折り返す。

 

▲ゴールを決め喜ぶ選手たち

〈第3ピリオド〉

 第3ピリオドは正ゴールキーパー金子将太朗(法3)に代わり1年生の館田卓(総1)が中大のゴールを守った。「DFはどんどんスピードアップして4人で攻撃して仕掛けよう」(八戸監督)と声をかけた通り、華麗なパス回しで何度もゴールを仕掛ける。しかしあと一歩のところで得点に繋がらない。その後も相手のスティックを吹き飛ばす力強いシュートを打つもゴールネットは揺らせず、得点することはできなかった。だが中大のゴールも突破されることなく、12-0で快勝を収めた。

 

 「三冠が目標なのは変わらないが、楽しんでやることも目標。他のチームのいいお手本になるようなホッケーを目指したい」と新しく主将に就任した小泉は言う。一昨年は三冠、昨年は二冠とプレッシャーのかかる中、「いい意味でプレッシャーを感じて頑張りたい」(小泉主将)と前向きだ。「目の前の勝負に勝つこと。試合に勝つ。1対1に勝つ。すべての面において勝つ。その積み重ねがいい結果に繋がる」(八戸監督)。最初のタイトルに向けて好調に滑り出しだ。

 

◆試合結果

○中大12(8-0、4-0、0-0)0神奈川大●

 

◆中大の得点

03:44 G67高見 A10小泉主将

06:05 G14矢野 A29阿部翼(総2)

06:54 G23乾純也(総4) A65蓑島、77齋藤大知(法2)

07:03 G26坂本 A65蓑島

11:43 G29阿部 A12渡邉謙太(総3)、14矢野

12:57 G72宮本 A81桶屋

13:52 G10小泉主将

18:18 G47高野楓人(総4) A81桶屋、83小野光太郎(総4)

20:35 G26坂本 A23乾、65蓑島

28:06 G81桶屋 A16脇本直迪(法4)

31:17 G23乾 A65蓑島

38:07 G77齊藤 A20切江蓮(総2)

 

 次の試合は4月16日10:00~、ダイドードリンコアイスアリーナにて、関東大学アイスホッケー選手権大会2回戦対慶大です!ぜひ観戦にお越しください。

 

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部