準硬式野球部
準硬式野球部・東都大学準硬式野球秋季リーグ戦 対東海大2回戦
2017年09月22日
9月18日 上柚木公園野球場
優勝見据え、もう一度
負けなしの中大が5勝目だ。2回に安藤浩平(文3)の二塁打を皮切りに4点をあげそのまま逃げ切った。ピッチングでも小澤巧平(商2)を中心に、秋リーグ初の無失点に抑えた。
▲二塁打を放った安藤
この日初のヒットは秋リーグ好調の安藤。「春は消極的なプレーが多かったので、秋はどんな球が来ても打とうと思った」(安藤)と、相手のカーブを右前に運ぶと、続く松元孝平(商2)の二塁打や敵失が続き一挙4点。相手を突き放した。 しかしその後はあと一本に恵まれず追加点は0。内容としては納得のいかないものになってしまった。
投げては小澤が7回まで登板。無失点に抑えたものの、投球に力みがあり三者凡退の回は無かった。続く8回には飯岡健太(経4)、9回は渡邊剛(商4)の2人がそれぞれ投げ、無失点。しかしこちらも四球がでるなど、不完全な内容。先発の小澤は「守備からリズムを作れず、(自身が失点を許した)専大戦での反省を活かし切れなかった」と、悔しさを露わにした一方で、「今の自分のピッチングではチームが締まらないので、4年生が抜けるまでにはエース格になれるようにしたい」と、意気込んだ。
▲7回までを抑えた小澤
2回以降打線が得点につながらなかった事について、池田監督からは「四死球、エラーなど、内容が雑な野球になっている。リーグ戦では勝てても、全日本では通用しない」と厳しい一言。各自でもう一度野球を研究する姿勢を持つよう選手たちに求めた。
リーグ戦も折り返し。ここまで6戦5勝と独走する中大だが、リーグ優勝をあくまで全日本への通過点と捉えるなら、レベルアップを目指しもう一度自身の野球を見つめなおすことが必要だ。
◆試合結果◆
123 456 789 計
東海大 000 000 000=0
中 大 040 000 00✖=4
記事・写真:「中大スポーツ」新聞部