準硬式野球部

準硬式野球部・第69回全日本大学準硬式野球選手権大会 3回戦 対関大人間健康学部

2017年08月25日

第69回全日本大学準硬式野球選手権大会 3回戦 対関大人間健康学部

8月24日 香川県営第二野球場

 

投打かみ合いベスト4進出

 

 1回戦、2回戦と盤石とは言えない内容ながらも勝ち上がってきた中大。3回戦では、関大人間健康学部(以下関大)相手に7-1で快勝。ようやくチームの歯車がうまく回り始めた。

 

 先攻の中大は2回表、2回戦でクロスプレーの際に負傷しながらも出場を続ける眼龍達矢(商3)の安打を足がかりに、今大会好調の千葉諒(経3)が右前適時打を放ち先制する。

 

 一方、先発のエース木下愛(商4)は「本調子ではなかった」と2回までに3安打を浴びたが、ストライク先行の投球で3回まで関大打線を封じこめる。

 

 打線は4回、安打と失策の走者を犠打で送り、1死二、三塁の好機に冨山拓海(文4)が2点適時打を放ち追加点。さらに7回には長島僚平(商3)の適時打、9回には「たまたまです」という千葉の本塁打と真谷健吾(商2)、長島の適時打でだめ押しした。

 

9回にだめ押しの本塁打を左越えに放つ千葉

▲9回にだめ押しの本塁打を左越えに放つ千葉

 

 木下は5回に死球から1点を失うも、その後は相手打線を2安打に抑え「バテバテだった」と言いながらも9回を完投。7-1で中大が快勝した。

 

9回1失点と力投した木下

▲9回1失点と力投した木下

 

「2回戦までに比べて打線はつながったが、3試合で10失策は多すぎるし、記録に残らないミスもある」と池田監督。2、3年生中心の野手陣に「もう一皮むけてほしい」と奮起を促しつつも「良いことも悪いこともいったん忘れて、とにかく明日勝ちにいこう」とトーナメント戦特有の檄を飛ばした。

 

 ここまで安定したリードと状況に応じたバッティングでチームを引っ張る千葉も「4年生の正捕手がいた昨年の全日本でも出場機会をもらったこともあり、今年は落ち着いてプレーできている。4年生は投手中心なので、野手は3年生の自分たちがリーダーシップをとっていきたい」と頼もしいコメント。エースと扇の要の活躍で、全日本連覇まであと2勝とした。

 

◆試合結果

   123 456 789 計

中大 010 200 103 7

関大 000 001 000 1

 

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部