サッカー部

サッカー部・関東大学サッカーリーグ戦2部 前期第6節 対明学大

2016年05月09日

5月8日 朝鮮大学校グラウンド

逆転勝ちで4位浮上!4年生FWコンビが復帰弾 

◆スタメン

GK 1置田竣也(商4)

DF 24安在達弥(商2)、4渡辺剛(経2)、25上島拓己(法2)、2縣翔平(商4)

MF 18山口陽一朗(商3)→85分・7寺村介(商3)、20早坂翔(経3)、6飯干雄斗(経4)→64分・三島頌平(商3)

FW 11翁長聖(経4)→73分・28櫻井昴(法2)、19矢島輝一(商3)、10古橋匡梧(経4)

◆試合結果

○中大3―2明学大●

得点者:渡辺(44分)、翁長(45分+3分)、古橋(52分)

 逆転劇で勝ち点3を手にした。前節の東国大戦で今季初黒星。先制点を許すも、前節欠場の4年生FWコンビが結果を出し、連敗を防いだ。

▲前半、翁長のゴールに歓喜する選手たち

 苦しい立ち上がりだった。前回3失点を喫し、今節は「無失点」をチームの目標に掲げたが、13分に先制点を献上。「早い時間に失点してしまい苦しい展開だった」(上島)。同点に追い付きたい中大は、セットプレーを中心に相手ゴールを脅かす。20分にはチーム初シュートとなる、矢島のオーバーヘッドが飛び出したが、大きく枠を外す。

 チャンスは前半終了間際に訪れた。44分、CKからのこぼれ球を混戦の中で渡辺が押し込み同点。さらにアディショナルタイムには古橋からのクロスを、翁長がダイレクトでゴールに突き刺した。「フリーだったので思い切り打つだけだった」(翁長)。前節、ハムストリングスのけがで欠場した11番の左足で逆転に成功する。

▲ゴール前の空中戦で競る翁長

 52分には安在が中央でボールを奪いそのままドリブル。ゴール前でパスを受けた古橋が、落ち着いてシュートを決める。こちらは第4節で相手選手と衝突。軽い脳震とうで前節を欠場したが、今節で復帰即のゴールとなった。「攻撃から守備へすぐのカウンターだったので、正直しんどかったが、思い切って走り込んだ」と古橋。後半開始直後に挙げた3点目で、明学大を突き放す。

 61分にCKから2失点目を喫し、その後も危ないカウンターがあったが逃げ切りに成功。3-2で明学大を下し、今季3勝目を挙げた。

 古橋、翁長が戦列に復帰。エースの矢島を含め能力の高い選手が揃う前線について「それなりの形になってきた」と、手塚監督も手応えを感じている。一方で守備陣は前節に続き課題を残してしまった。CBの渡辺は「先制点は自分が関わった失点だけに悔しい。(次節は)無失点で抑えて、笑って終われる試合にしたい」と意気込む。次節の青学大戦は集中応援日。声援を力に変え、今季初の連勝を目指す。

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部