サッカー部
サッカー部・関東大学サッカーリーグ戦2部 前期第2節 対関東学大
2016年04月12日
4月11日 青学大緑ヶ丘グラウンド
決定打欠き痛いドロー
◆試合結果
△中大0-0関東学大△ 得点者:なし
◆スタメン
GK 1置田竣也(商4)
DF 24安在達弥(商2)、4渡辺剛(経2)、25上島拓己(法2)、16鴨池陽希(商3)
MF 5橋本龍馬主将(経4)、18山口陽一朗(商3)→71分・桜井昴(法2)、20早坂翔(経3)→77分・三島頌平(商3)
FW 10古橋匡梧(経4)、31中畑天秀(商2)→55分・29中村文哉(文2)、11翁長聖(経4)
今季初勝利を目指した中大は、関東学大を相手に0対0と引き分けた。これで開幕戦に続き2試合連続となるスコアレスドロー。この日もチャンスを何度も作ったがフィニッシュを決められず。守備陣が無失点と奮闘したが、1部昇格へ向け次戦こそ勝ち点3が欲しい。
▲渡辺の力強いヘディングが光った
最後まで相手のゴールネットを揺らせなかった。「守備が0に抑えてくれて、あれだけチャンスがあったのに決めきれない。まだまだ駄目です」(古橋)。14年ぶりに2部降格を味わい、「1部復帰」を目標に掲げる今季だが、開幕から2試合を終えて未勝利。ショックは小さくない。 下級生中心の布陣となった今節。試合開始早々から安在、古橋が右サイドで躍動し、華麗なサイド攻撃でゴールを脅かす。中盤ではボランチの早坂が精度の高いパスでゲームを展開。守ってはセンターバックの渡辺が相手FWとの空中戦を圧倒し、チームの完封を演出した。
▲ボランチの早坂は絶妙なパスで存在感を放った
2部のサッカーを攻略できるか。前節の学芸大戦に続き、今節の関東学大も堅守速攻型。この日もゴール前の粘りと、スピード感のあるカウンターを見せつけられた。「そういう戦い方をしてくる相手に対して、自分たちも相手の嫌な背後を突いたりすることで、試合をコントロールする時間を作らないといけない」(手塚監督)。
試合を経るごとに「チームのベスト」を見出したい。今節は大型DFの上島や、FWの中畑などフレッシュな面々がスタメンに名を連ねたが、他の選手も出場へ虎視眈々(たんたん)。4年生は練習と就職活動の兼ね合いで出遅れているが、最上級生の勇姿は雰囲気づくりの面でも不可欠だ。FC東京の特別指定選手に承認された矢島輝一(商3)は、前節で相手選手と接触。今節は大事を取ったが、次節の東海大戦では出番がありそう。リーグ戦だけでなく、メンバー争いも熾烈になっている。
記事・写真:「中大スポーツ」新聞部