サッカー部
サッカー部・関東大学サッカーリーグ戦後期第11節 対専大
2015年11月17日
11月14日 埼玉スタジアム2002 第3グラウンド
リーグ戦引き分けで締めくくり 来年1部昇格へチーム立て直し
△試合を終え、観客や仲間たちに頭を下げる選手
リーグ戦もついに最終節を迎えた。「勝っても負けても順位が変わるわけではないし、降格を逃れられるわけではない状況」(手塚監督)。すでに1部リーグ最下位、2部降格が決まっていた。最終節の相手は専大。来季に弾みをつけるためにも勝利で締めくくりたかったが、両チーム決定打が出ず、引き分けに終わった。
前半は中大、専大共に慎重な入りをみせる。相手の出方をうかがう中、先にチャンスをつかんだのは専大。10分、GKからの素早いロングスローでカウンターに持ち込まれる。しかし、集中したDFで得点は許さない。
一方、中大もその7分後、8山田和輝(法4)からのクロスに10三島頌平(商2)が反応し、シュート。しかし、これはゴール上に外れてしまう。また、38分にはCKを獲得。6飯干雄斗(経3)が放ったボールはGKに弾かれるが、こぼれ球を7古橋匡梧(経3)がうまく処理し、ゴールを狙うも、得点には至らなかった。 前半終了間際には専大のスローインからのクロスで失点のピンチとなるが、相手のミスにも助けられ、0-0のまま前半は終了した。
後半に入ると専大の攻撃に苦しむ時間が増える。54分には裏に抜け出され、シュートを打たれるが30佐川雅寛(経1)のファインセーブで難をしのいだ。 なかなかチャンスをつかめない中、64分には20小形聡司(経4)に代え28櫻井昴(文1)を投入。その5分後、8山田からのスルーパスうけた28櫻井がドリブルでゴール前に運んでシュートを放つがブロックされてしまう。76分には6飯干に代え、先週ゴールを決めた34早坂翔(経2)、81分には8山田に代え40岩淵諒(経4)を投入し、流れを変えたかったが、決定打が出ず、0-0で試合終了。
△ゲームキャプテンを務めた4李
「自分を人間としてもプレーヤーもしても上の段階に成長させてくれた中大に感謝している」(4李正洙・経4)。4年生はこの試合で引退。サッカーを続ける選手、続けない選手さまざまだが「中大サッカー部の部員であることにプライドをもって社会人で活躍してほしい」と手塚監督は4年生へ向けエールを送った。 「チームがつらい時期で、一番つらかったのは小出だと思う。チームを引っ張ってくれてありがとうと言いたい」(20小形聡司・経4)。今年主将を務めた小出主将は成績不振と共に自身のけがにも悩まされた1年だった。「自分の強さを出せなかった自分が弱い」(3小出主将)。4年生はこの悔しい思いを晴らすことはできない。後輩たちが2部優勝を勝ち取ることが4年生への恩返しになるはずだ。中大の名に懸けて、来年の1部復帰のためにチームの立て直しを図る。
◆試合結果
△中大0-0専大
◆スタメン
GK30佐川
DF5橋本龍馬(経3)、4李、16渡辺剛(経1)、2縣翔平(商3)
MF6飯干→34早坂、10三島、8山田→岩淵、
FW7古橋、9内田祐介(商3)、20小形
記事・写真:「中大スポーツ」新聞部