ラクロス部
ラクロス部・関東学生ラクロスリーグ戦対獨協大戦
2017年10月11日
10月8日 武蔵大学朝霞グラウンド
最終戦を制して創部初のファイナル4進出を決める!
▲ボールを持ち攻め込む藤原航介(法4)
ファイナル4進出のかかる最後の試合を迎えた中大。最初は緊張のためか動きが硬かったものの、リーグ戦を通じて得た粘り強さを武器に12-6というダブルスコアで勝利を収める。1位の一橋大に次ぐ2位という結果で見事、創部以来初のファイナル4進出を決めた。
▲得点を決め喜ぶ横溝渓太郎主将(法4)
第1Q、先制点を挙げたのは獨協大だった。すぐさま35番藤原が1点を取り返すと、その2分後、相手のオフェンス陣に隙を突かれ再び失点。なかなか波に乗り切れない中大だったが、77番白木俊輔(商3)のシュートが決まり同点に追いつく。第2Qは開始早々、9番横溝主将が逆転ゴールを決めると、その約4分後にはさらなる追加点を挙げた。75番新子崚(経4)のシュートも決まり、第2Qを良いペースのまま終えたいところだったが終了間際に失点。前半を5ー3で終えた。
▲シュートを抑える安江将史(法4)と今井幸次郎(法4)
第3Q、相手の4点目のゴールが決まると、そのわずか2分後にはついに同点ゴールを入れられてしまい試合は再び振り出しに戻された。相手の客席のボルテージも上がり、流れを持っていかれてしまうかとも思われた。しかし、守護神49番安江を中心とした「鬼のディフェンス」が獅子奮迅の活躍を見せ、第3Qはそれ以上の得点を許さなかった。「安江を信頼しつつ、がむしゃらにやった」(今井)。そしてその間徐々にペースを掴んできたオフェンス陣はさらに2点の追加点を挙げ、中大は7ー5のリードで第3Qを終える。迎えた第4Q、7番斎藤豊(商4)のシュートを皮切りに中大が続々と追加点を決める。試合終了1分前に1失点するも、ラスト10秒で藤原がだめ押しの1点を追加。試合は12ー6のダブルスコアでの勝利となった。
▲試合後校歌斉唱をする選手たち
試合終了後、「本当に嬉しい」と横溝主将は喜び声を漏らした。リーグ開幕から掲げていたひとつの目標であるファイナル4進出を見事に達成した中大。しかし最終目標はあくまでも「日本一」。そのための課題も今大会で明確になってきた。「細かい部分のミスが多かった」(諸星HC)、「細かい部分のミスを見つめ直していきたい」(安江)とコーチ、選手ともに同じような反省点が上がる。ファイナル4初戦の相手は強豪早大。「日本一」にむけた最終決戦へさらなる拍車がかかった。
◆試合結果
○中大 12ー6 獨協大●
記事・写真:「中大スポーツ」新聞部