ラクロス部
連載第62回・ラクロス部
2017年05月01日
連載第62回はラクロス部です!
新入生も練習に参加し、新体制としてのスタートを切ったラクロス部。今回は横溝渓太郎主将(法4)、安江将史(法4)、今井幸次郎(法4)の3人から、日本一に懸ける思いを伺ってきました。
▲左から安江、横溝主将、今井
――ラクロスをはじめたきっかけは?
今井「日本一を本気で目指しているチームだったから。そこで(みんな)スタートラインが一緒の中で輝けると感じたから」
横溝「大学生活で熱中できるものが欲しいと高校生の頃から考えていた。そうした面で考えると部活がいいのかなと思って、その中で日本一を目指せるラクロスが熱くなれると思ったから。また自分が活躍できるフィールドで戦いたいと思ったから」
安江「4年間を通して成長できる環境はどこかと考えて団体の部活を見て行く中、ラクロスはチームとしては日本一を、個人としても代表選手を目指して頑張っていける部活だったので、成長できる幅が大きいかなと思ったから」
――ラクロスの魅力は?
安江「全員のスタートラインが一緒。だいたい他大学も同じような所が多いので、チーム内外を通して初心者もゼロから競い合えるところが他の部活にはない魅力なのかなと。かつ日本一という目標にチームとしても手が届く位置にあるし、マイナーな競技でもあるから代表を狙いやすいかなと」
今井「激しさとスピード感」
――ラクロスをやっていて良かったと感じる瞬間は?
今井「勝利のために切磋琢磨して勝利した時。チーム一丸となってその勝利を喜び合った時」
横溝「練習終わりの1時間ほどの昼寝が最高。あと、朝は始発の電車に乗れるからゆっくり座って通学できるところ」
安江「チームにとって必要な存在になった時。そう実感した時。学生主体で自分たちで決めてく中で、色々な考えを自分からも発信できる、逆にチームの意見もまとめることができる。そういった中で必要な存在になった過程・経験が、やっていて良かったなと感じる」
――新体制の雰囲気は?
横溝「具体的に日本一を目指してる。昨年までは漠然と目指していたけれど、今年はどうやって日本一になれるか具体的に考えている。それは日々の練習に落とし込めている。それをすれば日本一を目指せるという認識がみんなの中にあるから、日本一という言葉がより身近になったかなと」
安江「主体性がある。幹部が考えたことを下がやるだけでなく、下からの意見もありつつそれを幹部がくみ取ってメニューに反映していく。上から来たものをただこなすのではなく、全体でやるべきことを見つけてやっていく主体性のあるチーム」
▲笑顔で取材に応じる3人
――休日の過ごし方は?
今井「友達と遊ぶか、家族とご飯。誰かといます」
横溝「オフは月、木の2日ある。2日中1日は家にいるように意識している。午前中無い状態ですね。起きたら午後みたいな。めっちゃ映画見て寝る。他の1日は外に出る。どこか行ったり、新しいことしたり」
安江「部活のやつらといることが多い。一人暮らし組で集まって何か食べにいったり、誰かの家に行ってだらっとしたり。」
――各ポジション今頑張っていることは?
今井「ディフェンスは個人で勝負できるようにすること。個人が強くなった上でより一層チーム力を高める、というディフェンスを目指している。」
横溝「オフェンスも1対1で負けない強さと、その後の展開を考えている。パスだったり細かいところを一点一点潰していっている。点を決めることが仕事。みんなの期待に応えるのがやりがいだし、負けたらアタックのせい。勝敗を担っている面がある。そのためにシュート精度も意識して練習している。」
安江「ゴーリーはディフェンスと似通ったところがあるが、個の力としてどれだけゴールを守り切れるかという部分をずっとフォーカスしてきた。今はディフェンスをどう統率するかを意識している。ディフェンスは自分の指示で流動的に変わっていく。どうしたら明確な意図あるディフェンスに持ち込めるか、知識をもって訓練している。知識が合っているか、アウトプットの仕方が正しいかをゴーリーの中で話し合っている。」
――食トレはどんなことを?
横溝「生協の方と相談し、春休みや夏休みはラクロス部専用のメニューを作ってもらっている。普段は2階の食堂で決められたメニュー3項目から好きなものを選んで食べる。栄養士さんが管理してくれたメニューを全員で共有している」
――食トレはいつから?
横溝「去年にやろうと言い始め、生協の方と交渉して始めたもの」
――食トレの効果は実感している?
安江「食トレの他に筋トレにも力を入れていて、フィジカルで他大を圧倒していくところに力を入れている。去年から走り負けた試合は無かったが、圧倒できていたかと言われるとまだまだ。底上げしようとしている状態」
今井「他大は食トレまで踏み込んでいないと思う。フィジカルで圧倒するため中央は食事の面から体をでかくする。そういったところを意識して取り組み、実際フィジカル力は確実についてきている」
――今年度の目標は?
横溝「日本一です。あと僕らの代のスローガンは”勝つ”ということで、結果にこだわってやっていく。その中で勝つ文化を作ると僕は口を酸っぱくしていっている。それを幹部陣は常に行動指針として持っている。ただ今年日本一になって結果を残すだけでなく、今後中央大学が上昇時代になる礎を築いていきたい。全部後につながっていくように幹部陣を中心に組織作りをしている」
▲昨年度の入替戦では明学大に勝利し、1部残留を決めた
お忙しい中取材に応じていただきありがとうございました。日本一を目指すラクロス部の活躍から目が離せません。
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記事・写真「中大スポーツ」新聞