ラクロス部

ラクロス部 関東学生ラクロスリーグ戦 対成蹊大

2014年09月30日

9月28日 獨協大学越谷グラウンド
14年ぶりの1部リーグ戦での勝利!!
ここ3試合で1度も勝てず負ければ入れ替え戦が免れられない。しかしエース小澤徹也(商4)らによる活躍もあり、中大が成蹊大とのシーソーゲームを制した。

得点を決める小澤

 第1クオーターはこれまでの試合では相手に攻められ防戦一方だったが、今回は違った。
 最初のフェイスオフを奪い、どんどん相手陣地を攻めていった。序盤から攻めこみ何度も惜しいシュートがみられ、相手にボールを奪われても高い位置でプレッシャーをかけ、相手のミスを誘った。しかし中大が決めきれない時間が続き、成蹊大に少ないチャンスをものにされ、先制される。さらにもう1点決められ、0-2で第1クオーターが終了した。
 第2クオーター開始早々追加点を決められ、完全に成蹊大ペースかと思われた。「第1クオーターの攻めが第2クオーターで出来ていなかった」(高橋監督)とタイムアウトを取る。このタイムアウトが功を奏したか、チーム待望の得点が高木俊幸(商2)により生まれる。この高木のゴールを口火に一気に中大ペースとなる。前回の法大戦でも得点している、小澤・萩田恭平(商4)のゴールに加え、林龍貴(商3)の2得点の活躍により、5-3と一気に逆転に成功した。

2得点の活躍を見せた萩田

第3クオーターも攻め込みたい中大であったが、ここまでおとなしかった成蹊大のオフェンス陣が本領を発揮し始める。相手の攻撃時間が続き、このクオーターに2失点をし、5-5と勝負は振り出しに戻った。

試合終了の笛が鳴ると同時に喜ぶ選手たち

第4クオーターでは萩田が勝ち越しとなるゴールを決める。勝ったかと思いきや、成蹊大も粘りを見せ、まさかの2失点をしてしまう。
 ゲームは残り3分となり、中大の負けかと思われたが、ここから怒涛の攻撃。エース小澤が1点決め、終了間際にも小澤が決め、8-7で中大が今リーグ戦初勝利をあげる。試合終了の笛が鳴った瞬間選手全員が歓喜の声をあげた。
次の相手はリーグ戦負けなしの慶大。「王者対最下位争いであるが、エースの小澤を軸にやっていきたい、勝機はあると思います。」と高橋監督は意気込んだ。
コメント集
高橋監督--1部リーグ戦14年ぶりの勝利は本当に長かった。今回の勝因は第1クオーターで良い攻撃が出来た。前回までの3試合の反省を生かせた。成蹊大はミスが多かったがフィニッシュがうまく、第1クオーターではシュート数では上回っていたが、得点数では上回られた。ゴールに向かっていく姿勢も良かったし、ディフェンスもよく頑張った。ライドが良かったのでかなりボールを奪うことが出来た。
(今回の点数は)細かい部分のミスがあったので90点。
田口毅冶主将(経4)--(初勝利の気持ちは)勝つっていいですね!!今まで3戦全部落としてしまって、何がいけないか考えたら楽しさがないと勝てないと。どうやったらたのしくなるか考えたらやっぱり勝つこと。
みんなで価値観などを話し合い、しっかり臨んだ試合だったので今回の勝利はかなり大きい。
小澤--120%の力をだしていこうと臨んだ。
(勝った瞬間)嬉しかったし安心した。応援してる1年に勝った姿を見せれたってことも相まってすごくうれしかった。
萩田--素直に1部での14年ぶりの勝利はうれしい。前回負けたとき最初から流れが作れるようにと反省した。今回は思い通りのプレーが出来た。
大牧功明(文3)--ATとMFが攻めてくれたから、守りやすかった。6失点以内に抑えるのが目標だったがそれに近づけられたから良かった。
林--勝ったあとにみんなで集まったりしてやっぱり勝つってことは楽しい。今回は失点しても攻めていった結果失点したから全く気にならなかったしムードも良かった。次の慶大戦は入れ替え戦の事は考えず思いっきりやりたい。
高木--勝ったことはとてもうれしいが、個人的には1点しか取れなかったから悔しい。成蹊大は練習試合で負けていたから公式戦で勝ちたかったから良かった。