アメリカンフットボール部

連載第60回・アメリカンフットボール部

2017年03月01日

連載第60回は、アメリカンフットボール部です!

 

昨年は1部TOP8で5位のアメリカンフットボール部。チーム名は中大ラクーンズ。一戦必勝のスローガンのもと日本一を目指しています。今回は、4年生が引退し、新体制が始動し新チームを引っ張る佐藤将貴主将(法3)、と小泉直紀(商3)、野田篤樹(文3)、松尾昇悟(商3)の4人にお話を伺いました。

 

▲左から小泉、佐藤主将、野田、松尾

 

ーーアメフトを始めたきっかけはなんですか?

佐藤「高校が日本のアメリカンフットボール発祥の高校で、学校自体がすごくアメフトを強化していて運動神経のいい人が集まるのがアメフト部でした。サッカーを高校でやるつもりだったけど、先生の影響もあって始めました。」

小泉「もともとアメフトをいとこがやっていて興味があって、高校入ってごつい人に勧誘されてかっこいいなと思って入りました。」

松尾「サッカーをやっていたけれど限界を感じて、姉がアメフト好きで少し知ってて高校でアメフトをやろうと思ってました。」

野田「高校自体が部活にそんなに力を入れてなくて、唯一力入れていて真面目に出来るのがアメフトかサッカーくらいで、野球をずっとやっていたけれど、高校からアメフトを始めました。」

 

ーーアメフトをやっていてよかったと思うことはありますか?

佐藤「いろいろな人とアメフトを通じて出会えました。アメフトは運動神経だけでは出来ないスポーツだから、考えをしっかりもっている人と出会えましたね。」

小泉「強い方が勝つ。すごく考えて難しいけれど、シンプルなところが魅力ですね。」

松尾「練習はしんどいし、ミーティングも筋トレもしないといけなくて大変だけど勝ったときの嬉しさは一番楽しいです。」

野田「どんな人でも主役になれる。ポジションによって生かすことが出来るのが魅力に感じます。」

 

ーーアメフトの面白さはどういうところだと思いますか?

佐藤「スポーツはじゃんけんだけど、アメフトは相手に何を出させるかができることです。」

小泉「ビデオとかで研究して、傾向とか分かって準備が大切。その準備が的中した時が面白いですね。」

松尾「体のぶつかり合いだから、勝負がはっきりするところですかね。用具もかっこいい。」

野田「ボールを持つポジションだから、タッチダウンを決めた瞬間は最高に気持ちいいです。各ポジション楽しさが違う。」

 

ーー新体制になってチームの雰囲気はどうですか?

佐藤「とてもいいです。個性が強い集合体。」

小泉「自分らの代はとても我が強い。他人任せでなく、自分たちからやってお互いを高めあえていると思います。」

 

ーー高校と大学でのアメフトのレベルは違いますか?

佐藤「全然違う。大学はすべてのレベルが違う。痛い。一番苦労するのはスピード感でした。当たったときの衝撃が全然違う。」

小泉「スピード感、強さ、大きさが違う。」

 

ーー休日はどう過ごしていますか?

佐藤「もう最近はオフがないんです。みんなで温泉に行くとかですね。でもほんと何かしらあってオフがないんです。」

小泉「夜に鶏肉買って、ご飯食べてます。」

松尾「ショッピングして、みんなでご飯作ってるくらいです。」

 

▲練習前のミーティングでチームをまとめる佐藤主将

 

ーー好きな食べ物は何ですか?

佐藤「ステーキ。それしかないです。」

小泉「親が豆腐屋なんで豆腐です。本当はそばか寿司です(笑い)。見た目の割りに油ものは食べないです。」

松尾「何だろう。ハヤシライスですかね。でも雑食だからなんでも食べます。」

 

ーー大人数をまとめる難しさはありますか?

佐藤「考えてやるんだけど最後は自分の勘に従います。考え出すと全員の意見を取り入れないといけなくて難しいから最後は自分の勘。それが、俺の役割でそれで負けたら俺のせいだし、責任はもってやっている。軸を持ち続けることが大事ですね。」

小泉「一人じゃ難しいから、同期や下級生のリーダーシップのあるやつに協力もしてもらいます。」

 

ーーそれぞれの持ち味や見せ場はどこですか?

佐藤「ダイナミックな動き。日本人離れした動き。」

松尾「タックル。」

小泉「俺たちはタックルしかないね。二人ともLBなので。」

野田「ボールを持ってタッチダウンするスピード。」

 

ーー最後に今年の目標をお願いします!

佐藤「日本一。学生チャンピオン。」

小泉「学生日本一を取ったことがないのでまずは学生チャンピオン。」

 

▲アップをしている選手たち

 

 忙しい中、練習前に取材をさせていただきありがとうございました。部員80人を超えるアメリカンフットボール部の今後の活躍に期待です。 また、中スポでは、紹介してほしい部会を募集しています。随時取材に伺いますので「中大スポーツ」新聞部までご連絡ください。

連絡先:chu-spo@hotmail.co.jp

 

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部