アメリカンフットボール部

アメリカンフットボール部・関東大学アメリカンフットボールリーグ戦対日体大トライアンファントライオン

2016年11月07日

10月30日 富士通スタジアム川崎

チーム力で勝利つかむ リーグ戦2勝目

▲パスを狙う松岡

 リーグ戦第5節の相手は日体大トライアンファントライオン。前節では強敵日大フェニックスに勝利し勢いに乗る中大ラクーンズ。フィールドゴールの3点を守り切り、2勝目を挙げた。

▲市森はフィールドゴールを成功させた

 中大は前半、パスを中心に試合を展開するも、タッチダウンには結びつかった。13番QB松岡修平(文3)のパスによりチャンスを作って第1Qを終えた中大だったが、直後の第2Qでは相手のディフェンスに阻まれタッチダウンを決めることはできなかった。得点は19番キッカー市森康平(法4)のフィールドゴール3点にとどまった。その後相手はインターセプトを決め反撃に転じるも、中大のディフェンス力を発揮し、3-0のスコアで前半を終えた。

▲相手のオフェンスに食らいつく

 リードして迎えた後半、中大のQBは12番松井諒(商4)に交代。「(前半は)松岡のオフェンスと日体のディフェンスのリズムが合わず、プレーを読まれていた。流れを変えようと」(仁木監督)。オールラウンダーである松井のプレーに日体大のディフェンス陣も困惑した。  初の白星を目指す日体大は猛攻を見せる。第3Qには相手の約60ヤードのパスが成功。そのまま攻め込まれるものの中大のディフェンス陣は奮闘し、タッチダウンを阻止。相手はフィールドゴールを狙うも失敗し3-0のまま第3Qを終える。第4Qでは終盤、日体大が死力を尽くした攻めを見せるも中大は勝利への執念を見せた。一丸となって日体大のオフェンス陣を食いとめ、試合を勝利で収めた。

▲必死のディフェンスを見せる23番DL佐藤将貴(法3)

 「マラソンに例えるなら完走しよう。チーム新記録を出そう」仁木監督は選手にこう伝えた。リーグ戦も残すところあと2試合。チーム新記録を出すため、勝利に向かって突き進む。ラクーンズの闘志あふれるプレーに目が離せない。

◆試合結果

◯中大ラクーンズ 3-0 日体大トライアンファントライオン●

(0-0、3-0、0-0、0-0)

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部