アメリカンフットボール部

アメリカンフットボール部 関東大学アメリカンフットボールリーグ戦第2節

2015年09月25日

9月20日 富士通スタジアム川崎

 接戦に持ち込むも勝利ならず

 快晴の中行われた慶大ユニコーンズとの2戦目。中大は第1クウォーターに先制し、流れをつかみたいところであったが、試合は接戦に。3点ビハインドで第4クウォーターを迎えるも、最後にに大差をつけられ20-39で開幕連敗となった。

 慶大のキックオフで第1クウォーターが開始。QB#12松井諒(商3)のパス、RB#1北村光至(商4)のランなどで前進すると、K#19市森康平(法3)がフィールドゴールを決め先制する。しかしその後、相手RBに右サイドを突破されタッチダウンを決められると、さらにその後、フィールドゴールも決められ3-10とリードされ第2クウォーターへ突入する。

▲フィールドゴールを決める市森

 自陣20ヤード地点から攻撃を始めた中大。パスとランを成功させ、2度1ダウンを更新し敵陣27ヤード地点までたどりいた3ダウン、パスをミスしてしまう。しかし4ダウン、市森がその場からフィールドゴールを決め3点を獲得する。しかしその次の攻撃で、松井の投げたパスをインターセプトされると流れは一気に慶大へ。相手RBが71ヤードの激走をし、タッチダウン。6-10と離されてしまう。

▲パスを出す松井

 中大のブロックを跳ね返す強靭な走りを見せ得点する慶大に対し、中大は松井からWR#8松岡慶将(商3)へのパスによるタッチダウンを2度成功させ対抗。20-23とあと一歩というところで第3クウォーターを終える。

▲ボールをキャッチししっかりと抱える松岡

 点を取り返そうと挑んだ第4クウォーターだったが、試合は完全に慶大ペース。相手の勢いを止めることはできず、20-39で試合を終えた。

 松井は試合後、「今日はスコアでは慶大に引き離されず食らいついていたが、ひっくり返せなかった。その原因が勝負どころの弱さにある。今日の試合は勝てるという思いがあっただけに悔しい敗戦だった」とふりかえる。

 また、今試合長距離からのフィールドゴールが多かった市森は「普通以上のことをやらないと強豪には勝てない、不利な状況でも安定したキックをできるようにしていきたい」と意気込んだ。

 次節戦う法大は「ランがいいチーム」とDL#9甲斐雄高主将(法4)は語る。甲斐主将は「今回ランを止めるディフェンスを組むことが出来なかった、そこを改善したい」と課題を挙げる。  今試合で生じた課題をいかに克服し、次節の勝利につなぐことができるか、期待が懸かる。

◆試合結果

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部