アメリカンフットボール部

アメリカンフットボール部 関東学生アメリカンフットボールリーグ対法大戦

2014年09月10日

9月6,7日 対法大トマホークス
 アミノバイタルフィールド
細かいミスで敗戦
 ついに開幕したリーグ戦。開幕戦は2年ぶりの対戦となる強豪法大。試合は前半をロースコアで終えいい流れに見えたものの、後半ミスが続き敗戦となった。
 雨が降り始める中で試合はキックオフ。中大は今年のチームの特徴である守備からリズムを作る。
 第1クオーター、DL#23佐藤将貴(法1)やDL#92宮本拓磨(経4)のタックルなどで法大に前進を許さない。攻撃では今年からレギュラーQBとして出場するQB#12松井諒(商2)がパス、状況に応じて自らのランで前進する。しかし相手も強豪。オープン戦では勝利しているもののこの試合ではなかなかチャンスを作らせてもらえない。そして相手の攻撃をうけ、フィールドゴール圏内へと許してしまう。ここは相手のキッカーがミスをして事なきを得る。両者無得点で第1クオーターを終える。

 第2クオーター。ここでもなんとか相手の攻撃を耐える展開が続く。しかしここで法大のRBが一瞬のすきをついてディフェンスラインの間を突破し大きなゲインを許す。ここから相手のラン攻撃を止められない。この相手の攻撃でタッチダウンを許すと次の攻撃でも相手に決められ2ポゼッション差をつけられてしまう。何とか反撃したい中大は強くなる雨もありRB#6佐久間崚(商2)のランを中心に攻撃を展開するも無得点。そのまま前半を終了した。
 第3クオーター、ついに反撃をする。松井から敵陣奥を狙ったパスをRB#28萩原誠人(法4)がキャッチするとそのままエンドゾーンへ。しかしポイントアフタータッチダウンでまさかのキック失敗。6-14としたものの後味の悪さが残る。すると直後に法大の突破からタッチダウンを奪われて失点。さらに自陣ぎりぎりで相手のファンブルがあって攻撃権を得た場面。センターからのボールを松井がはじいてしまいセーフティによる失点を与えてしまった。

 第4クオーターも悪い流れは変わらず、法大が2本外していたフィールドゴールを決められ20点差をつけられてしまう。そんな中残り4分56秒。中大の4thダウンの攻撃前に雷雨のため試合が中断。翌日に延期となる。そして翌日、その攻撃権を生かせず最後の攻撃もインターセプト。結果6-26で開幕戦は黒星となった。
 

◆試合結果◆
 ●中大ラクーンズ6‐26法大トマホークス○
 
◆コメント集◆
 ――仁木監督「(試合について)前半は良かった。主導権も取れていた。ただ最初の失点はちょっとしたディフェンスとの入れ違いで抜けられてしまった。それでも2本までは想定内。その後後半すぐにタッチダウンできて流れを作れそうだったのに、ミスが出て相手に渡してしまった。負けるときはこんなもの(中断)昨日が延期になって、やめる選択肢もあった。それでも5分あればわからない。あきらめないで良い試合ができたと思う。(次戦)本来ならこの試合もそんなに点差のつくゲームではない。詰めの甘さを少しでも改善して勝てる練習をして臨みたい」
 
――内海主将「(今日)悔しい。負けるところは想像していなかった。(延期)自分たちがチャンスをもらえた。生かせればよかった。(ディフェンス)細かい部分がダメだった。点を与えすぎ。練習でミスをしているところは試合でも出てしまっている。もっと積み重ねなければいけない。(次戦)日大はマンパワーがすごい。高い気持ちで一つになって戦い、そして勝利をしたい。
 
――松井「(雨)当日雨は予想されていたため、天気が悪かったときに、チャンスだと思って練習していた。(スタメンで出ること)下級生ではあるが、QBとしてチームをけん引していきたい。佐藤先輩を超えられるようにしたい。自分がやってやるという気持ち。(試合で得たもの)自分達がやってきたものがうそではないことが分かった。信じてきたものをやったいけば次はある。負けはしたものも、日本一をとりたい。チームの意識も落ちていない。今日の試合は次につながる試合だった。(中断について)日はまたいだが、プレーが再開した時の準備を全力ですることができた。試合が一時中断している時のような緊張感を保てた。(目標)チームで結果を出すこと。日本一になって、甲子園ボウルで優勝したい」