大学紹介
東日本大震災4年目の日にあたってー総長・学長 酒井 正三郎ー
2015年03月11日
今年も3月11日をむかえ、東日本大震災発生から4年目となりました。犠牲者の方々にあらためて哀悼の意を表するとともに、今もなお不自由な生活を送られている被災者の皆様に、心からのお見舞いを申し上げます。
今年2015年3月に卒業する学生の多くは、東日本大震災が発生した2011年の入学者ですので、4年が経過したことを実感させられます。
震災直後の状況から、本学は2011年4月の入学式を行うことができませんでしたので、今年卒業する学生の多くは、入学式がないまま大学生活をスタートしたわけです。本学は卒業式で何か出来ないかと考え、卒業生のみなさんへのささやかなプレゼントとして、「花は咲く」(NHK復興支援ソング)を特別に演奏し、参列者全員で合唱をすることに致しました。被災された皆様にも、私共の思いと復興への願いが届けばと思っております。
本年卒業者の中には、甚大な被害を受けた地域の出身者もいます。無事卒業生として送り出せることになったことは、私自身も宮城県出身ということもあり、感慨ひとしおの思いでおります。また、東日本大震災に関わる奨学金へのご協力、住居の提供など物心両面で学生へのご支援を頂きました多くの方々に厚く御礼申し上げます。
本学は、被害を受けられた方々と復興に取り組む方々の視点に立った支援活動を、ボランティアセンター中心に行っておりますが、今後もこうした活動を継続し、大学としての社会的責任の一端を果たしてまいります。
1.学生支援
経済援助給付奨学金(自然災害による被災者対象)」を、2015年度も継続します。
2.被災地支援活動
現地へ定期的に訪問し、新たな参加者を加えながら継続しています。
(1)ボランティアバスの実施
2014年5月「被災地スタディツアー」、8月「防災学習スタディツアー」のため、東京から現地にバスで行く企画を実施しました。
(2)被災企業でのインターンシップを通した支援活動
(3)学生団体の継続的な支援活動
岩手県宮古市、宮城県気仙沼市大島、気仙沼市面瀬地区、宮城県女川町において、継続的な支援活動を行っております。
(4)東京での発信活動
上記いずれの活動も、学内外での報告活動や物産展を実施し、現地での気付き学びを発信しています。
今年2015年3月に卒業する学生の多くは、東日本大震災が発生した2011年の入学者ですので、4年が経過したことを実感させられます。
震災直後の状況から、本学は2011年4月の入学式を行うことができませんでしたので、今年卒業する学生の多くは、入学式がないまま大学生活をスタートしたわけです。本学は卒業式で何か出来ないかと考え、卒業生のみなさんへのささやかなプレゼントとして、「花は咲く」(NHK復興支援ソング)を特別に演奏し、参列者全員で合唱をすることに致しました。被災された皆様にも、私共の思いと復興への願いが届けばと思っております。
本年卒業者の中には、甚大な被害を受けた地域の出身者もいます。無事卒業生として送り出せることになったことは、私自身も宮城県出身ということもあり、感慨ひとしおの思いでおります。また、東日本大震災に関わる奨学金へのご協力、住居の提供など物心両面で学生へのご支援を頂きました多くの方々に厚く御礼申し上げます。
本学は、被害を受けられた方々と復興に取り組む方々の視点に立った支援活動を、ボランティアセンター中心に行っておりますが、今後もこうした活動を継続し、大学としての社会的責任の一端を果たしてまいります。
2015年3月11日
中央大学 総長・学長 酒井 正三郎
1.学生支援
経済援助給付奨学金(自然災害による被災者対象)」を、2015年度も継続します。
2.被災地支援活動
現地へ定期的に訪問し、新たな参加者を加えながら継続しています。
(1)ボランティアバスの実施
2014年5月「被災地スタディツアー」、8月「防災学習スタディツアー」のため、東京から現地にバスで行く企画を実施しました。
(2)被災企業でのインターンシップを通した支援活動
(3)学生団体の継続的な支援活動
岩手県宮古市、宮城県気仙沼市大島、気仙沼市面瀬地区、宮城県女川町において、継続的な支援活動を行っております。
(4)東京での発信活動
上記いずれの活動も、学内外での報告活動や物産展を実施し、現地での気付き学びを発信しています。
中大生協での物産展
被災企業でのインターンシップ:宮城県女川町
学習支援の様子:宮城県気仙沼市面瀬地区
漁業支援の様子:宮城県気仙沼市大島