大学紹介

台湾・中興大学EMBA学生が中央大学を訪問

2014年04月15日

中興大学EMBA受講生の様子

4月12日~16日のプログラムの中で、日本企業を訪問している台湾中興大学管理学院EMBA、Top Manager teamが、15日(火)15時30分より本学多摩キャンパスを訪れました。
今回訪日したEMBAの受講生は、台湾企業のCEOや社長、取締役ばかり25名で構成されており、5社の日本企業を訪問した今回のプログラムの集大成として、本学の谷口洋志経済学部長による日本の経済事情の講義を受けました。
訪日の目的は、東京を拠点にして経営の合理化や、投資報酬率最大化などの競争優位のもとで、世界に向けて発展してきている日本企業の研究であり、この機会に、日本企業の経営意識や製品革新などの利点を学び、自身が学んだ企業理論と経営実務とを比較し、今後の企業経営に応用したい、とするものでした。一行は、セブン-イレブン・ジャパンの本社で井阪社長の話を聞き、日産自動車で小沢横浜工場長の話を聞いた後、それぞれ活発な質疑応答をされたとのことです。
冒頭で、福原紀彦学長より、「実地応用の素を養う」という実学重視の教育をしてきた中央大学を、今回ご縁あって訪問されたことを歓迎する旨の挨拶があり、続いて谷口経済学部長が流暢な中国語で挨拶し、経済学部の鳥居伸好教授と北沢格教授を紹介しました。
谷口経済学部長の講義は、日本の現行経済を中心に、株価の動向やアベノミクスの三本の矢、日銀の政策やこの4月から導入された消費税に至るまで多岐にわたり、受講生は真剣にノートにメモを取っていました。
このように本学では、グローバル人材育成推進事業を進める一方で、世界で日本について学ぶ多くの外国人の方々を今後も受け入れる方針です。
訪問された中興大学EMBAプログラムの学生の皆さんは、明日、4泊5日のプログラムをすべて終えて、帰国の途につかれます。