都心ITセンター(後楽園)

クラウド時代のマルチプラットホーム環境を提供へ

2013年05月08日

後楽園ITセンターでは、主に理工学部の教育用として使用している実習室環境を更新しました。2013年4月1日から運用開始した実習室環境では、次世代仮想デスクトップ基盤として、スケーラビリティに富み、大規模利用における可用性の仕組みを備え、オープンな技術をベースとしたVERDEとIBM Flex Systemを組み合わせて導入することで、快適かつ安定した授業環境を提供すると共に、システム全体の消費電力を大幅に削減することができました。

現在、仮想デスクトップの同時利用ユーザー数(ライセンス数)は750で、この規模でVERDEを導入したのは、国内では4例目、国内の大学では初になります。なお、Linuxの仮想化では、国内初になります。

Windows仮想デスクトップとLinux仮想デスクトップを250ライセンスずつ使用して常時稼動させておくことで、実習室端末の利用開始までの時間を大幅に短縮することができました。また、残りの250ライセンスを利用して、Linux仮想デスクトップを学科実習室に提供します。また、授業を実施していない時間帯に限定して、学生個人のPCにLinux仮想デスクトップを提供する計画もあります。