FD(ファカルティ・ディベロップメント)活動

第2回新任専任教員研修会を実施しました。

2018年08月07日

 2018年8月7日に2017年度第2回新任専任教員研修会を実施し、約40名が参加しました。文学部の都筑教授からは、障害者差別解消法施行による学生への合理的配慮やユニバーサルデザインを意識すること等、多様な学生への対応・支援の考え方について身近な具体例を挙げながらお話がありました。

 また、キャリア教育委員会委員・商学部の西川教授からは、近年における就職状況や中央大学の実力に触れたうえで、本学で実施しているキャリア教育について、授業における活用方法等に関する説明がありました。

 研修の後半では、帝京大学高等教育開発センター客員教授の安岡高志氏を講師にお迎えし、「授業設計について考える」をテーマにワークショップを行いました。まずは、授業の目的は何か、単位とは何かの根本的な問いかけについて参加者とともに考えながら、単位制度から見たシラバスの必要性や授業設計についての講義がありました。その後、講義を踏まえて、参加教員自身の現在のシラバスについて書き直しをしたものをグループ内で共有、全体発表を行いました。

 様々な学部の教員が入り交じり、自身の授業(シラバス)の到達目標や評価の観点が適切か、どう見直したらよいか等のディスカッションを行うことで、授業を通した学生への教育について改めて振り返り、今後の改善につなげていく貴重な研修会となりました。