
冒頭の自己紹介
2025年1月29日(水)に後楽園キャンパス産学官連携・社会共創フロア(3号館14階)にて、統計家の西内啓氏が、「今こそ知りたい 企業がAIを活用する勘所」というテーマで、会場とオンライン参加者(合わせて約200名)に向けて講演を行いました。
講演は、西内氏が高校時代から人間理解に関心を持ち、研究を進める中で心理学や経済学など多くの分野で統計学が広く活用されていることに気づいた経緯から語られました。
続いて「企業におけるAIシステム開発の理想」と現実の問題点、問題解決に向けた業務分析や「AI化すべきかどうか」のチェックリストなどが、事例をもとにわかりやすく紹介されました。
また、AI・データサイエンスセンタ-は今後のミッションとして、産業界との共同研究やリカレント教育を含む社会貢献事業を推進し、データ活用の課題解決や人材育成を支援していきたいとまとめられました。

講演の様子1

講演の様子2

質疑応答の様子
情報交換会の様子
講演後には活発な質疑応答が行われ、参加者からは具体的な実務への応用や課題解決のヒントを求める声が多く寄せられました。続く情報交換会でも交流が広がり、終始活気に満ちた雰囲気の中、盛況のうちに終了しました。
西内 啓 氏
統計家。多数の講演、ビジネス分野でのコンサルティング実績を有する。『統計学が最強の学問である』(ダイヤモンド社)の著者としても有名。
中央大学客員教授、中央大学AI・データサイエンスセンター客員所員
株式会社ソウジョウデータ 代表取締役