中央大学はベトナム・ハノイにある日本国際学校(Japanese International school 略称JIS)内に新たな拠点を設け、9月4日、同拠点の開設を記念し、JIS内のホールにて開所式が執り行われました。新型コロナウイルス感染症が世界で蔓延していたことにより、開催時期を延期しておりましたが、9月5日のJIS入学式に先立ち開所式を執り行いました。正門では多くのJISの生徒たちが歓迎してくれました。
▲リボンカットの様子(左から岡本日本国大使館書記官、ホックJIS理事長、大村理事長、河合学長)
開所式では、白井副学長より今回の拠点開設についての経緯の説明を行いました。本学の主なベトナムの関わりとしては、留学生受入れ、派遣はもとより、大メコンプロジェクト国際シンポジウムの実施、ベトナムの植林活動への参加。法整備支援プロジェクトや法・司法改革支援プロジェクト、水資源プロジェクトへの協力、国際水環境理工学人材育成プログラム、さくらサイエンスプログラム(JST)などに関わっています。また、これまでのベトナムとの共同研究について、山田正名誉教授が紹介しました。
本学は国際戦略強化の1つとして、新たに国際連携校及び海外指定校制度を新設しています。この制度を活用して、今まで進めてきた国内における高大連携教育制度を国外にも拡張し、優れた教育を行っている海外の初等・中等教育校と連携し、優秀な留学生を継続的に受け入れることによって、グローバル社会に通用する人材の育成をさらに進めこととしております。その第一号として、2021年3月、JISと国際連携校協定を締結しています。JISは、ベトナム初の幼稚園から高校までの一貫教育で、日本教育システムを取り入れた学校の設立を目指し、2016年に開校した教育機関です。山田正理工学部名誉教授がJIS初代校長を務め、開所式ではベトナムにおける留学生受入れ実績や研究交流実績を披露しました。
開所式終了後には、JISの施設見学会と進学相談会を開催し、JISに通っている生徒とご父母が将来の大学進学について熱心に質問していました。さらに、参加者全員で懇親会を開催し、皆さんとの友好を深めました。
今回の拠点設置は、2023年9月に迎える日越外交関係樹立50周年を見据えた形にもなっています。
中央大学は「GO GLOBAL」を合言葉に、世界に存在感のある大学を目指します。
開所式終了後には、JISの施設見学会と進学相談会を開催し、JISに通っている生徒とご父母が将来の大学進学について熱心に質問していました。さらに、参加者全員で懇親会を開催し、皆さんとの友好を深めました。
今回の拠点設置は、2023年9月に迎える日越外交関係樹立50周年を見据えた形にもなっています。
中央大学は「GO GLOBAL」を合言葉に、世界に存在感のある大学を目指します。
関連リンク
- 海外拠点第1号 2013年12月にハワイ大学マノア校に設置
- 海外拠点第2号 2014年12月にASEAN地域の中心に位置するタイのタマサート大学に海外拠点「中央大学・タマサート大学コラボレーションセンター(中央大学タイオフィス)」を開設。
- 海外拠点第3号 2016年10月に中国・上海理工大学に「中央大学上海オフィス」を設置。
- GO GLOBAL | 海外拠点一覧
- プレスリリース | 中央大学が新たなグローバル展開~国際連携校第1号として「日本国際学校」(ベトナム)と協定~
- 中央大学公式ホームページ | ニュース | 大村雅彦 理事長、河合久 学長がベトナム日本国際学校入学式に来賓として参列しました(2022年9月5日)