法と正義の資料館
2026年6月13日(土)【高校生プログラム】を実施しました
2026年06月23日
日時 2026年6月13日(土) 9:30~16:30
場所 中央大学多摩キャンパス 炎の塔2階 法と正義の資料館
2026年6月13日(土)、法と正義の資料館にて、中央大学高等学校「社会研究」を受講する3年生を対象とした「高校生プログラム」を開催しました。
プログラム前半では、森光法学部教授および岡稔彦嘱託の案内により、常設展示室と企画展示室を見学しました。常設展示室では、世界と日本における基本的人権獲得の歴史をたどるとともに、多様性や公害訴訟といった人権に関する課題を紹介しました。とくに「正義の基準」がどのように形成され、それを普及させるためにどのような法規、条約、宣言などが出されてきたのかを解説しました。続く企画展では、幅広く人権擁護に取り組んだ弁護士・大谷恭子氏の足跡をたどりました。ここでは大谷弁護士が関わった裁判事例、とくに日本における死刑判決の基準(いわゆる「永山基準」)で知られる永山則夫裁判に着目し、詳しい説明を行いました。
プログラム後半では、調査作業とディスカッションを行いました。生徒たちは企画展の内容を踏まえ、死刑制度について多角的な視点から調査と議論を展開しました。制度の存続・廃止という論点にとどまらず、犯罪抑止効果の有無や被害者感情あるいは冤罪のリスクなど、死刑制度が内包する複雑な課題について意見交換が行われました。最後には班ごとに議論をまとめ、それぞれの視点から導き出した見解を発表しました。
以上の活動を、午前・午後それぞれ3時間ずつ実施しました。今回のプログラムが、生徒の皆さまにとって「法と正義」について深く考えるきっかけとなれば幸いです。