文学部

英語文学文化専攻教授 大田美和が「徐京植さんを偲ぶ会」に登壇

2024年04月03日

英語文学文化専攻教授 大田美和が「徐京植さんを偲ぶ会」(於 東京経済大学国分寺キャンパス 大倉喜八郎進一層館 ホール)に登壇します。

 

作家 徐京植さんは、東京経済大学名誉教授、高麗博物館館長で、NHKテレビ「日曜美術館」、「こころの時代」等に出演し、ノーベル賞作家 スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ、パレスチナ人の弁護士 ラジ・スラーニ、イスラエル人のジャーナリスト アミラ・ハスなど世界の知識人と丁寧な対話を重ねて、日本と世界をつなぎ、深く広い思考に誘ってくれた方です。ご著書は、『私の西洋美術巡礼』、『子どもの涙:ある在日朝鮮人の読書遍歴』(日本エッセイストクラブ賞)、『プリーモ・レーヴィへの旅』(マルコポーロ賞)、『植民地主義の暴力:「ことばの檻」から』、『フクシマを歩いて:ディアスポラの眼から』、『越境画廊:私の朝鮮美術巡礼』ほか多数です。昨年12月に急逝しました。

 

中央大学文学部では、2016年11月に文学部主催のシンポジウム「アートとドラマから見る韓国」(司会 榎本泰子、大田美和)(於 駿河台記念館)の「韓国現代アートの世界」で、韓国のアーティスト ヂョン・ヨンドゥさんとともに、ご講演下さいました。

https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/letters/news/2016/11/15828/

 

2018年7月には、前期授業科目「入門・外国文学」(担当 大田美和)で「日本語文学は世界文学になれるのか?」という題で講演し、学生たちの質問に丁寧に応えて下さいました。

https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/letters/major/english/news/2018/06/16178/

 

ここに学恩に深く感謝し、ご冥福をお祈り申し上げます。

 

東京経済大学では、4月20日(土)に「徐京植さんを偲ぶ会」が開催されます。大田美和は、文学研究者・歌人・詩人として徐京植さんとの交流を振り返るお話をする予定です。ぜひご参集下さい。

 

詳しくは東京経済大学HPの告知をごらん下さい。

https://www.tku.ac.jp/event/2024/2024-0402-021.html

 

以上