学部・大学院・専門職大学院

教員からのメッセージ

「西洋史学専攻を卒業してどこに就職できますか?」と何度か尋ねられたことがあります。これはつまり「西洋史(歴史学)を学んでも社会で何の役に立つの?」ということだと思います。みなさんもニュースなどで見たりして知っていると思いますが、今、世界は激変の時代にあります(もちろん日本も)。みなさんが21世紀を生きていく上で大切なのは激流に翻弄されない「視点」ではないでしょうか。「歴史学」というのは「どの視点から物事をとらえるか」ということです。そしてそのためには「論理的に思考する」ことが必要です。西洋史を学ぶことでみなさんに「視点」と「論理的な考え方」を身につけてほしいと思っています。みなさんが社会に出てからこそ、それらは本当に必要になります。私たちはそのための準備をしてみなさんをお待ちしています。