文学部

学びの特徴

文学部がめざす人材

中央大学文学部は「人間とは何か」を探求する学部です。

専門的知識×幅広い教養=「人や社会を読み解く力を備えた人材」「多様な社会に対応できる人材」の育成をめざします。

文学部は1学科13専攻1プログラム制

文学部は人文社会学科に「国文学専攻」「英語文学文化専攻」「ドイツ語文学文化専攻」「フランス語文学文化専攻」「中国言語文化専攻」「日本史学専攻」「東洋史学専攻」「西洋史学専攻」「哲学専攻」「社会学専攻」「社会情報学専攻」「教育学専攻」「心理学専攻」の13の専攻と「学びのパスポートプログラム」を設置しています。

専攻・プログラム紹介

教員との距離が近い専攻別・少人数制

文学部では学生にきめ細かな教育を提供するため、少人数で学ぶ授業科目を多く設置しています。1年次はクラス担任制、4年次の卒業論文や卒業研究は指導教員制となります。教員一人に対する学生数は1学年あたり10名程度で、教員と学生との距離が近いアットホームな学修環境を用意しています。

知的好奇心に応える約700の専門科目

学生の幅広い知的好奇心に応えるため、1学科13専攻1プログラムという学問分野が多岐にわたる構成を生かして、文学、文化、歴史、哲学、教育、心理等、あらゆる分野にまたがる約700の専門科目を設置。そのうち約400科目は、学生それぞれの興味や学び方に合わせ、専攻(プログラム)を超えて自由に履修することができる「ゴシック科目」として設置しています。

横断的な学び

自分が所属する専攻の専門分野の学びに加え、文学部では横断的な学びができます。一つのテーマに沿って学ぶことができる「モデル履修制度」と、所属する専攻のほかに違う専攻の分野を系統的に学ぶことができる「副専攻制度」があります。また、大学として、学部の垣根を越えて学ぶことができる「FLP」という教育プログラムを設置しています。

  • モデル履修制度
    一つのテーマを深めて学びたい人に向けて、「モデル履修」を提示しています。「モデル履修」を活用すると、文学部の総合教育科目と「ゴシック科目」を組み合わせて、専攻・プログラムの枠を超えたテーマの学びを積み上げていくことができます。
  • 副専攻制度
    副専攻とは、自分が所属する専攻の専門科目を履修しながら、別の専攻の分野を系統的に学ぶ制度のことで、いわば第二専門分野です。4年間の大学生活の間に、明確な目的をもって2つの分野(主専攻・副専攻)を学習することで、密度の濃い知識、豊かな価値観、高度な技能を身につけることができます。
  • FLP(ファカルティリンケージ・プログラム)
    FLPは、幅広い学問領域をもつ総合大学であることを生かした教育プログラムです。中央大学のどの学部の学生もFLPを履修することができます。主専攻の学びにプラスして、他分野の高度な専門知識や能力が身につけられます、他学部の学生と一緒に同じテーマを研究できるのもFLPならではの特色です。
    FLP

4つの資格課程を設置

教職課程、学芸員課程、社会教育主事課程、司書・司書教諭課程の4つの資格課程を設置。着実に力を付ける実践的なカリキュラムのもと、各部門のエキスパート人材を養成しており、なかでも教員採用試験においては多数の合格者を輩出しています。

資格課程

13の共同研究室と32万冊の図書

文学部では13の各専攻に共同研究室を設けています。共同研究室には各分野の豊富な資料や図書があり、レポートや論文作成の資料収集のほか、読書会の開催、ディスカッションにも利用できます。

各研究室には2名の室員が常駐しており、資料や文献の探し方等、学習をサポートします。

共同研究室

アカデミックラウンジ

グループワーク、留学や文学部奨学金の出願など、さまざまな情報交換を行うことができます。受付スタッフが、留学・大学院進学・語学学習・異文化環境でのコミュニケーション方法などの相談に応じてくれます。また、週2回、昼食持参で留学生と交流する「留学生ランチ」を開催しています。