フランス語文学文化専攻
卒業生からのメッセージ
横田 悠花
2023年度卒業生(美術史美術館コース/阿部ゼミ)
明星高等学校卒業
私は祖母がフランス好きだったことと、「美術史」という言葉の響きに惹かれてこの専攻を選びました。専攻では語学としてのフランス語から文化、思想まで学ぶことができます。また、美術史美術館コース(以下、美美コース)では学芸員資格課程を有利に履修することができ、美術館についても理解を深めることができました。
阿部ゼミでは、10人前後のグループで共同研究を行ないます。自分たちで決めたテーマに沿って調査・研究を進めていくなかで、ディスカッションを通して作品から得たイメージを言語化する力が鍛えられました。また、卒業論文執筆の際には定期的に発表をします。発表ではあらゆる視点から意見をいただくことで内容を充実させることができ、さらには人前に立つことに対するメンタルが鍛えられました。
美美コース、学芸員資格課程、阿部ゼミを通して、美術に関する基本的な知識はもちろん、現地に足を運んで作品を見ることの大切さやネットに頼らずに自分で調べることの意義を学修しました。
卒業後は中央大学大学院に進学したのち、現在は銀座にある画廊の営業として働いています。大学院では1人の画家について絞られた作品を中心に研究した一方で、仕事では様々なお客様を相手に多岐にわたる作家・作品の魅力を伝え、作品の販売を行ないます。研究と仕事は真逆のようにも思えますが、学部時代に学修したことが軸として活きていることを実感しています。
最後に、自分の興味の向くままに何でも行動してみると考えてもみなかった良い出来事が起こるのでおすすめです。

修士課程1年の2月(2025.2)にフランス旅行へ行った際に撮ったポール・セザンヌの像
野上 菜月
2017年度卒業生(斉木眞一ゼミ)
大妻中野高校卒業

高校生からフランス語を第2外国語として履修しており、フランス語やフランス文化など、フランスについてより詳しく学びたいと思いこの専攻を選びました。特に希望していたのは、長期の留学でフランス語を上達させることです。中央大学はフランス語圏へ行くための奨学金など留学制度が充実していたことも、留学を決めた理由のひとつです。
留学先では、主に他の国から留学に来ている様々な国籍の方と授業を受けました。フランスではディスカッションをメインに授業が進みます。国が違えば考え方や表現の仕方もそれぞれ違い、毎日が刺激的で、語学はもちろん多くのことを学びました。柔軟な価値観を持つことで自分の視野が広がり、自分の意見を伝える意志力、コミュニケーション力がつきます。どれも今の仕事に繋がっています。
現在は空港にてグランドスタッフをしています。空港にはさまざまな国籍のお客さまがいらっしゃいます。大学時代や留学中に学んだ、多様性を受け入れて接する姿勢のおかげで、接客の幅も広がりました。
また、グランドスタッフは旅の始まりとしてお客さまと関わりますが、その時間は一瞬です。その一瞬のうちにお客さまの希望を察し、お応えすることができた時にやりがいを感じます。ゼミや授業、留学中のディスカッションでの課題分析、発表を通じて学んだ対応力や自分で考える力は、このような場面においてとても役に立っています。
学生時代に何か夢中になったことがひとつでもあると自分の糧となり、それが自信へ繋がります。そういったものを見つけるためにも、さまざまな環境に飛び込んで色々な経験をしてみてください。
泉ゼミのブログでは毎年「卒業生のメッセージ」を掲載しています。ブログのカテゴリー欄をご参照ください。





