フランス語文学文化専攻

教員紹介

阿部 成樹(あべ・しげき) 美術史美術館コース 担当

生年:1962年
学位(取得大学):美術史学博士(パリ第1大学)
専門分野:フランス近代美術史

著書・論文:

  • 「かたち・装飾・生命」『ユリイカ』 青土社、53巻5号、2021年。
  • 『美学の事典』 美学会編 (担当項目:「アカデミー ──美術を教えることは可能か」)、丸善出版、2020年。
  • 「様式と歴史」『西洋美術研究』第20号、三元社、2020年。
  • 『アンリ・フォシヨンと未完の美術史 かたち・生命・歴史』岩波書店、2019年。
  • アンリ・フォシヨン(阿部成樹訳)『かたちの生命』ちくま学芸文庫、2004年。
  • ジャン・ラコスト(阿部成樹訳)『芸術哲学入門』白水社(文庫クセジュ)、2002年。ほか

泉 美知子(いずみ・みちこ) 美術史美術館コース 担当

生年:1969年生
学位(取得大学):学術博士(東京大学大学院総合文化研究科)
専門分野:近代フランスにおける美術制度(美術館・文化財保護・美術史学)、19世紀フランスの美術批評

著書・論文:

  • 『文化遺産としての中世――近代フランスの知・制度・感性に見る過去の保存』三元社、2013年。
  • 「国民芸術の歴史をどのように記述するか――1900年パリ万博「フランス芸術回顧展」の考察」、『西洋美術研究 特集:記憶と忘却』第17号、三元社、2013年、130-149頁。
  • 「ランス大聖堂「微笑みの天使」という神話の誕生――第一次世界大戦と文化遺産の危機」、『國學院大學紀要』第57号、2019年、29-50頁。
  • « Le regard de Proust sur le patrimoine : à propos de quelques églises dans la Recherche », in Proust, la littérature et les arts, Honoré Champion, 2023, pp. 175-189.
  • 「美術史における《ソレムの聖人たち》:19世紀フランスの修道院と遺産の継承」、『中央大学文学部紀要(言語・文学・文化第134号)』第300号、2024年、71-111頁。

小野 潮(おの・うしお) 語学文学文化コース 担当

生年:1955年生
学位:東北大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得退学
専門分野:19世紀フランス文学

著書・論文:

  • 《Traduire Todorov au Japon,Traduire Todorov en japonais》 ,Canadian Review of Comparative Literature,2006
  • 「批判的人間主義に向けて・T・トドロフ」『来るべき〈民主主義〉』(三浦信孝編)、藤原書店、2003年。
  • 翻訳ツヴェタン・トドロフ『越境者の思想』法政大学出版局、2006年。
  • 翻訳ジャン・ドリュモー『千年の幸福』新評論、2006年(杉崎泰一郎と共訳)
  • 翻訳ツヴェタン・トドロフ『バンジャマン・コンスタン』法政大学出版局、2003年。

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学谷 亮(がくたに・りょう) 語学文学文化コース 担当

生年:1987年
学位(取得大学):博士(フランス文学・文明)(ソルボンヌ大学)
専門分野:近現代フランス文学、日仏交流史、比較文学

著書・論文:

  • 「クローデル、メルラン、幣原――1924年の極東」、大出敦編『クローデルとその時代』、水声社、2023年、89-110頁。
  • 「文明か国家か――駐日フランス大使ポール・クローデルの中国観」、榎本泰子・森本頼子・藤野志織編『上海フランス租界への招待――日仏中三か国の文化交流』勉誠出版、2023年、231-242頁。
  • 「短詩創作の源泉としての俳諧――ポール・クローデルにおける俳諧の受容」、『フランス語フランス文学研究』第124号、日本フランス語フランス文学会、2024年、75-91頁。
  • 「文学、言語、伝統――滞日期ポール・クローデルの講演活動」、『Stella』第42号、九州大学フランス語フランス文学研究会、2023年、143-163頁。
  • 「ポール・クローデルと詩誌『詩洋』」、『仏蘭西学研究』第48号、日本仏学史学会、2022年、18-36頁。
  • 「滞日期ポール・クローデルにおける批評と外交の接点―― 「日本の伝統とフランスの伝統」をめぐって」、『フランス語フランス文学研究』第119号、日本フランス語フランス文学会、2021年、225-242頁。

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田口 卓臣(たぐち・たくみ) 語学文学文化コース 担当

生年:1973年生
学位(取得大学):文学博士(東京大学人文社会系研究科)
専門分野:近世フランスの思想、文学、科学

著書・論文:

  • 『ディドロ 限界の思考――小説に関する試論』風間書房、2009年11月、全300頁。
  • 『脱原発の哲学』(共著)、人文書院、2016年2月、全462頁。
  • 『怪物的思考 近代思想の転覆者ディドロ』、講談社選書メチエ、2016年3月、全256頁。
  • Prologues et cultures : Médiations littéraires et artistiques, sous la direction de Françoise Morcillo, Éditions Paradigme, 2017. (共著、執筆担当393-405頁、全420頁)
  • モンテスキュー(田口卓臣訳)『ペルシア人の手紙』、講談社学術文庫、2019年末刊行予定、全600頁。

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FERRIER,Michaël(フェリエ・ミカエル) 語学文学文化コース 担当

生年:1967年生
学位(取得大学)Ancien Elève de l'École Normale Supérieure(Lyon), Agrégé de Lettres Modernes, Docteur es-Lettres et Arts de l'Université de la Sorbonne (Paris).
専門分野: • Littérature française (roman du XXe siècle : Céline, Proust, Perec…) et écrivains contemporains (Sollers, Quignard…) • Écrivains d'expression française (Khatibi, Kourouma, Kateb, littératures antillaise, mauricienne, réunionnaise, africaine…). • Relations entre les arts et la littérature : musique et littérature, philosophie et littérature, art contemporain et littérature. Les écrivains français et le Japon.

著書・論文:
Essais 著書 :

  • La Tentation de la France, la Tentation du Japon : regardes croisés, Arles, Ed. Picquier, 2003 (dir).
  • Céline et la chanson, essai, Tusson, Ed. du Lerot, 2004, 530 p.
  • Le Goût de Tokyo, anthologie, Paris, Mercure de France, 2008, 130 p.
  • Japon : la Barrière des Rencontres, essai, Nantes, Ed. Cécile Defaut, 258 p.
  • Maurice Pinguet, le texte Japon, introuvables et inédits, (Ed.), Paris, Ed. du Seuil, 2009, 209 p.

Romans 小説 :

  • Kizu (la lézarde), roman, Paris, Ed. Arlea, 2004, 80 p.
  • Tokyo, petits portraits de l'aube, roman, Paris, Ed. Gallimard, 2004 (Prix littéraire de l'Asie 2005, reed. Arlea poche, 2010, et Gallimard, 2010).
  • Sympathie pour le Fantôme, roman, Paris, Gallimard, 2010, 274 p.

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前之園 望(まえのその・のぞむ) 語学文学文化コース 担当

生年:1976年
学位(取得大学):文学芸術学博士(リヨン第2大学)
専門分野:シュルレアリスム、20世紀フランス詩

著書・論文:

  • 「『松明を渡す』こと――アンドレ・ブルトンの『最初の透明者』」、塚本昌則・鈴木雅雄編『〈前衛〉とは何か? 〈後衛〉とは何か? 文学史の虚構と近代性の時間』、平凡社、2010年、203-221頁。
  • ジャン=リュック・クールクー、カンタン・フォコンプレ(前之園望訳)『スルタンの象と少女』、文遊社、2010年。
  • André Breton et les Grands Transparents : la genèse d'un mythe, Université Lumière Lyon, 2016, 487 pages.
  • アニー・ル・ブラン(前之園望訳)『換気口』、エディション・イレーヌ、2016年。
  • 「声は石になった――アンドレ・ブルトン「A音」精読」、塚本昌則・鈴木雅雄編『声と文学』、平凡社、2017年、232-255頁。
  • 「潜在的現実の現働化――アンドレ・ブルトンにおけるポエム = オブジェの詩学」、『フランス語フランス文学研究』第113号、日本フランス語フランス文学会、2017年、445-459頁。

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