文学部
心理学「心理学特殊演習」(『2017年度文学部ガイドブック』より)
山科 満 教授

「科学的心理学研究の方法を学びます」

 科学としての心理学は、「心」という目に見えないものを尺度(物差し)を作って測定する(つまり何らかの数値に置き換える)という手続きをとります。客観的に「心」を理解する方法としてそれが不可欠なのです。3年次のゼミは、自分の興味を掘り下げていき、「掘り下げた題材を科学的心理学研究の方法に落とし込み、卒業研究の題目を決める」ということがテーマとなります。

 

「テキストの輪読から発表主体の学修に発展します」

 前期は、科学的心理学の方法を身につけるために、テキストを輪読し、特に「測定」と「統計解析」について詳しく学びます。また、各自が興味を持った事柄について全員でフリートークをします。夏休みに1 本の科学的心理学論文を読むことをきっかけに、後期のゼミでは論文読み込みとディスカッションを繰り返します。毎週、全員が何かしらの発表を義務づけられるので、かなり厳しく感じられることと思います。

 

「少人数の利点を生かしてプレゼンテーション力を鍛えます」

 文学部は就職に不利だ、と誤解している人がいます。しかし今日における文学部での学びは、どの専攻においても少人数教育ならではの利点を生かし、例えばパソコンを扱えるのは当然として、さらにコミュニケーション・プレゼン力の向上に必ず結びつくような教育内容になっています。他学部に比べ、ボランティア活動なども盛んです。文学部で社会人基礎力をしっかりと身につけ、世界に通用する人材として育ってください。