英語文学文化専攻
博士課程(前期・後期)
専門研究の世界に踏み出そう
教員15名(うち外国人教員3名)という充実したスタッフのもとで、英文学・米文学・英語学の3分野にわたる講義・演習が開設されています。文学関係では小説・演劇・詩・文化・批評、英語学関係では英語史・言語理論・第二言語習得など様々なジャンルやテーマが扱われ、大学院生の多様な関心に対応できるカリキュラムになっています。将来研究者になることを目指す人、英語教員になるために英語力を磨きたい人、学部での勉強から一歩進み、深く成熟した教養を身に付けたい人、社会から大学に戻って勉強を再開したい人などを歓迎します。
多彩な授業と充実した個人指導
博士前期課程に入学した学生は、授業を通して専門分野の知識と理解を深めます。それと併行して、専門に関連する近接分野や、興味のある他分野についても学び、幅広く教養を深めます。英語で学術論文を書くときの作法を実践的に学び、文章力や表現力を磨く授業もあります。博士前期での勉強の集大成として、2年次以降に英語で修士論文を作成します。また、将来英語教員になりたい学生のために、専門分野を学びつつ英語教育のスキルを身につけることのできる、バランスのよい履修モデルを提供しています。
博士後期課程では、博士論文執筆のための準備ができるよう指導の体制が整えられています。研究の成果を積極的に発表することも奨励されます。学内の各種出版物に論文を発表したり、研究グループに加わって研鑽を積むこともできます。学外の学会での口頭発表や査読審査のある学会誌への投稿にも挑戦してください。発表や投稿の準備をサポートする丁寧な指導を行います。研究機関への就職に結びつく成果を積み重ねることができるように支援しています。
授業外の研究・教育環境も重要です。英語圏の大学への留学に関心のある学生や、英語教員を目指す学生に、個別の面談等による適切なアドバイスとサポートを提供します。大学院生同士の交流も活発に行われています。研究を支える図書館も蔵書数とスタッフの両面において充実しています。