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英語文学文化「英文基礎演習」(『2017年度文学部ガイドブック』より) ジョン・マシューズ 教授
「母語と第二言語の知識の心理的な違いを考察します」
授業の内容は毎週変わりますが、科目の主なテーマは「言語」ですので、さまざまな言語に関する課題を勉強します。例として、母語と第二言語の知識が心理的に違うかどうかを調べ、幼児が同時に2カ国語で育てられる場合にはどういう方法で2 つの母語を区別できる能力が発達するかを検討します。そのほかにも国際言語、同時通訳過程、方言、正書法制度、絵文字、SMS 使用言葉なども取り上げます。
「少人数のグループでディスカッションを行います」
私の授業は、毎週事前に課題作文を読んでから授業に参加し、少人数のグループで英語のディスカッションを行い、互いに自分の意見を述べる形式で進めます。最後にクラスの全員で各グループの結果をまとめて結論を引き出し、学生が一人ずつ自分の理解を説明するために要約を書きます。グループは毎週組み替えるので、短時間で同級生の友達が多くなります。取り上げます。
「自然体の会話能力を身につけることをめざします」
英語によるコミュニケーション能力を養成するためには、単語や文法にこだわらず積極的に会話をすることが重要です。目的は完璧な文章を作成することではなく、自分の意見を自然体で表現することです。そのためには、さまざまな課題について検討し、言語的な誤りを恐れずに何回も自分の意見をほかの人々に述べ、関心のある話題について話し合うことで上達できます。