英語文学文化専攻

交換・認定留学

オーストラリア ニューサウスウェールズ大学

門野敏己/留学時期 3年次春~

こんにちは。僕はオーストラリア、シドニーにあるニューサウスウェールズ大学(UNSW)に交換留学制度を利用し、8か月間留学していました。 留学をした理由は英文学、特にシェイクスピアを英語で勉強したかったことと、映画や演劇などをより専門的に学びたかったからです。

留学準備はビザの発行から住まいまですべて自分で手配する必要があるため早め早めに行動するようにしていました。特に書類関係は申請に必要な文書をそろえるのと申請受理までに時間がかかるので要注意です。

留学先での生活ですが、僕の住んでいたシドニーという場所は美しく、家から一歩出れば綺麗な海が見えました。しかし学生生活は想像していた三倍は忙しく、週三日で授業があり、授業がない日は課題で出された論文を読み、授業のための準備やリハーサルがありました。UNSWはオーストラリア内でも評価の高い大学で、優秀な生徒に囲まれて授業を受けるのは良い刺激になり、取り残されないように頑張りました。UNSWの学生はとても勤勉で、学校内には24時間365日開館している図書館もあり、夜中に行っても学生が勉強しています。僕は勉強についていくのに必死でしたが土日は展覧会や美術館に行ったり、演劇を見たり、都市を探検したり、ボランティアしたりして文化に触れる時間も十分にありました。特にシドニーは芸術に積極的な都市で、市内にある美術館や博物館はほとんどすべて無料で観覧できます。これは僕のお気に入りの1つです。

留学期間中は悩むこともありましたが、とにかく全力で取り組むことがほぼすべての悩みを解決してくれたと思います。国内外での学びにはそれぞれに良さがあるので留学は良い機会だと思います。

アメリカ合衆国 ハワイ大学マノア校

小林ファビアーネ千紘/留学期間 3年次秋~

私はアメリカ合衆国ハワイ州にあるハワイ大学マノア校へ交換留学制度を利用し、半年間留学しました。ハワイ大学で過ごした半年間は、間違いなく今までの人生で一番輝いていて幸せな時間でした。

留学を決めた動機は、語学力の向上、専攻しているアメリカ文学を実際にアメリカで学んでみたいという気持ちと、「なにか心を変えてくれるものと出会いたい」という思いでした。準備期間は、必要なスコアをとるための英語の勉強、応募書類の作成、現地での居住地の契約、履修登録などなど大変なこともたくさんありましたが、国際センターの方々の手助けのおかげで、想像していたよりもスムーズに準備を進めることが出来ました。

ハワイ大学では専攻のアメリカ文学の授業はもちろん、他にも様々な授業を履修しました。とくに印象に残っているのは「Beverage crops」という授業です。カカオの実からチョコレートを作ったり、”kava”と呼ばれる、摂取すると酩酊状態を引き起こすハワイの伝統的な樹の根を煮詰めて飲んでみたり、(日本では違法です!)授業中に先生が急にウクレレを弾き語ってくれたりするなど、南国ならではの授業でとっても楽しかったです。

私は勉学だけでなく、様々なことへの挑戦もしてきました。たった半年間の留学だったので、できることはすべてやってやろう!というマインドで、部員300人越えのハワイ大学のマーチングバンド部に入部したり、往復5時間の登山をしてみたり、ほぼ毎朝上達するまでサーフィンに挑戦したりもしました。

つらかったことは、最初は現地の大学の授業についていくのが本当に難しかったこと、またそれと同時に就職活動を行っていたことです。現地の授業は日本での授業と異なり、常に自分の意見を発表することが求められたり、就職活動については時差があることから、ハワイ時間の深夜にあたる時間に面接をしたり、日本時間で表示されている締め切り時間に合わせてESを提出したりする必要があったことが大変でした。ただでさえついていくのに必死な授業の課題をこなす中で、自分の将来について考え、行動を起こさなければならなかったのが本当につらかったです。現地にいた間にアメリカ本土にて開催されたボストンキャリアフォーラムにも参加し、内定を一社いただいてからは就職活動を中断し、日本に帰ってから再開しようと決め勉強に本腰を入れました。日程や時間帯がアメリカ時間と合わず、インターンには1社も参加することが出来ませんでしたが、結果的には1月に帰国した後の本選考経由で5社の内定をいただくことが出来ました。辛い状況下でも諦めずに努力を続けることが出来たのはハワイでの日々が本当に楽しく輝かしいものであったから、また出会った全ての人がモチベーショナルな存在で自分も奮い立たされたからだと感じています。

留学するための動機はなんでもいいと思います。必要なのは一歩を踏み出す勇気と、自分で決めた道を正解にしてやるという情熱だと思います。日本に帰ってきてから、留学に行くことが出来て本当によかったなと感じる瞬間がたくさんあります。中央大学には、思っているよりも自分のことを支援してくれる人がたくさんいて、そのための制度も十二分に整っているので、語学力を上げたいといった人はもちろん、新しい自分を見つけてみたい人、社会に出る前に広い世界を一度体感してみたい人、友達をたくさん作りたい人!絶対に後悔はしないのでぜひ、挑戦してみてください。

アメリカ合衆国 カリフォルニア州立大学サンマルコス校

小林藍/留学期間 3年次春~

3年生の春にアメリカ合衆国のカリフォルニア州立大学サンマルコス校に留学をし、一学期間を過ごしました。大学で英米文学を学ぶうちに日本語ではなくそのままの言語で外国の文学を学びたいという思いが強くなり留学を決めました。準備は渡航の1年ほど前から始めました。通常の授業に加えて教職課程も履修していたため、ビザ申請や留学先の大学との連絡など目まぐるしい毎日でしたが、それらを全て自分の力で行ったことは自信に繋がりました。

現地では専攻科目の授業に加え、他の学生と関わりたいという思いから少人数の授業を多く履修しました。映画の授業では、日米で共同制作された“Lost in Translation”という映画が紹介され、日本の文化について話題にする場面がありました。そこでの海外の学生の日本に対する評価の高さに驚きました。皆、日本の経済や音楽、アニメなど幅広い知識を持っており、嬉しく思うと同時に自分自身も日本についてさらに学ばなければいけないと改めて感じました。

留学中多くの時間を共に過ごしたのは寮のルームメイトたちでした。一緒に食事をしたり、課題に取り組んだり、たわいない話で盛り上がりときには日付が変わることもありました。休日には公園に出かけたり、夜のバーに行ったり、旅行に出かけたりもしました。様々な背景や文化や個性を持つ友たちと過ごした時間は、私の留学にとって欠かすことのできない財産になりました。

私の留学したサンディエゴには様々な文化的背景を持つ人々が集まっており、彼らとの関わりを通じて多様な価値観を学ぶことができました。留学に興味を持たれている人がいたら、ぜひ一歩を踏み出し挑戦してみてください。

アメリカ合衆国 ミシシッピ大学

根本今日子/留学期間 3年次春~

アメリカ合衆国のミシシッピ州へ約10ヶ月間、認定留学の形で留学をしてきました。最初の1学期は、大学付属の語学学校で英語を集中的に勉強し、次の学期で、大学の学部授業を履修しました。語学学校では、各国からの留学生と交流することができ、先生との距離も近いため、英語でコミュニケーションをとる機会がたくさんあります。語学学校での経験が、英語力の向上に非常に役立ったと感じています。授業としては、ライティングやリーディングの授業の他、ビジネスや文学について幅広く学ぶことができます。

学部授業では、国際政治学や映画論など、自分が興味のある分野や、今まであまり学んでこなかった分野の授業に挑戦しました。アメリカの授業では、日本とは違って、生徒が積極的に発言している印象で、良い刺激を受けました。授業についていき、大量の課題をこなすのは本当に大変でしたが、今となっては良い経験です。

授業外に関して、私はダンスクラブに所属しました。ダンス未経験の私にとっては、振付を覚えることは決して容易ではありませんでしたが、練習中はメンバーとたくさん話をしながら、楽しく活動することができました。ミシシッピ大学では、クラブ活動はもちろん、普段からさまざまなイベントが開催されているため、友達を作ったり、コミュニケーションの機会を増やしたりすることができます。留学生にとっては最高の機会です。

ミシシッピ大学のあるオックスフォードという町は、非常に田舎であるため、車がないと気軽にお出かけをするのは難しいです。しかし、休日には、友人たちと、大学近くのご飯屋さんに行ったり、スムージーやアイスを食べに行ったりして楽しく過ごしていました。もちろん、フットボールの試合も観に行きました!長期休暇は、フロリダやカリフォルニア、ニューヨークなど、いろんな所へ旅行に行きました。カリフォルニアで大谷翔平選手を見に行けたのが1番の思い出です!