2024 年1 月 16 日(火)に、後期教養教育(音楽)(担当:勝村麻由子先生)の受講生による学修成果の公開プレゼンテーションが行われました。本年度は中央アジアやコーカサスの国々を取り上げ、歴史や文化をグループで調査し、伝統音楽の実演付きで発表しました。
アゼルバイジャンの伝統音楽における音階のルールは、イスラムとアラブ両方の音階のルールの影響を受けて発展したものであること、同じ遊牧民であっても水平移動と垂直移動という違いが楽器の軽重に関係していること、他国からの影響を排して独自の音楽を求める動きもあることなど、文化、自然、政治などあらゆることがそれぞれの音楽に大きく影響を与えていることが、5グループによる5カ国(タジキスタン共和国、アゼルバイジャン共和国、キルギス共和国、カザフスタン共和国、ロシア連邦)に関するプレゼンによって示されました。美しい演奏とともに、音楽の奥深さを感じるひと時となりました。