文学部

5月30日『読売新聞』に文学部教授 阿部幸信への取材記事が掲載されました

2023年05月30日

 5月30日『読売新聞』夕刊「世界史アップデート」のコーナーに、「古代中国の金印」と題して、国宝「漢委奴国王」をめぐる最新の学説が掲載されました。
「漢委奴国王」金印は、西暦57年に漢の皇帝から倭奴国に対して与えられたものだと考えられています。文学部教授・阿部幸信は、この金印をひとつの手がかりとしながら、漢代に中国を中心とする国際秩序が形成された過程について研究を進めています。
 同コーナーでは、阿部が近刊『漢代の天下秩序と国家構造』(研文出版、2022年)などで公にした学説をふまえつつ、近年の研究動向を紹介しています。阿部のコメントも掲載されています。