文学部
東洋史学専攻 阿部幸信教授が東アジア考古学会世界大会にて研究報告をしました
2022年07月01日
2022年6月30日、韓国大邱で開催された東アジア考古学会第9回世界大会(The Ninth Worldwide Conference of the Society for East Asian Archaeology、2022年6月29日~7月2日)において、“Elaboration, or cultural tradition?: Change of Seal Knobs in the Northern and Southern Dynasties”という研究報告を行いました。
南北朝時代の中国で紙の公文書が一般化し、官僚個人による公文書への印章押捺がはじまって以降、印章の形状が北朝・南朝のそれぞれにおいてどのように変化し、その変化が隋唐時代以降の公印制度や身分標識の制度にどのように影響したかを論じたものです。