哲学専攻

【新刊紹介】文学部兼任講師 飯盛元章著『連続と断絶―ホワイトヘッドの哲学』

2020年01月31日

文学部兼任講師 飯盛元章著『連続と断絶―ホワイトヘッドの哲学』が刊行されました。

 

内容紹介:

 孤高の哲学者アルフレッド・ノース・ホワイトヘッド。事物の有機的連関を重視し、恐るべき密度と宇宙的壮大さを併せ持つその思想は、長らく哲学界の傍流であった。しかし、現在、思弁的実在論、オブジェクト指向哲学など、21世紀の思想潮流のなかで再び注目されている。本書は、これまで事物の連続性が重視されてきたホワイトヘッド哲学に、存在の深き断絶の契機を見出し、ハーマン、メイヤスーとの比較をふまえ、その哲学の全体性と独自性を描き直してゆく。光も届かぬ存在の彼方、想像力の彼方、宇宙の彼方へと哲学を導く、闇の形而上学の誕生。

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◆ 出版 : 人文書院

◆ ISBN : 9784409031063

◆ 体裁 : 324ページ

◆ 定価 : 本体4,500円+税